「4G63型」最終バージョン、三菱ランエボに「MR」
2006.08.29 自動車ニュース「4G63型」最終バージョン、三菱ランエボに「MR」
三菱自動車は、「ランサーエボリューション」のセダンとワゴンに、Mitsubishi Racingの名を与えた「ランサーエボリューションIX MR」「ランサーエボリューションワゴンMR」を設定、2006年8月29日に発売した。MRとしては2004年2月発売の「VIII MR」以来2代目となる。
今回の「MR」は、「4G63型」と呼ばれる2リッターターボ仕様の最終モデル。いわばこの代の集大成といえる。
ターボチャージャーなどを改良してレスポンスを高めるいっぽう、アイバッハ社製スプリングを、従来のビルシュタイン社製ショックアブソーバーと組み合わせ、ローダウンも含めたチューニングを実施した。
さらに、旋回時に後輪内側のトルクの一部を外輪に渡す「スーパーAYC」の制御をよりスポーティな方向にチューニング、特にオンロードでのスポーツドライビング時のハンドリング性能を高めたという。
セダンのタイプは2種類。日常走行からスポーツドライビングまでカバーする6MT搭載「GSR」(362万2500円)、モータースポーツ競技に必要な装備のみ標準で与えあとはオプションとした5MT仕様「RS」(285万6000円)をラインナップする。
ワゴンは、6MTの「GT」(348万6000円)、スポーツモードの付いた唯一の5AT「GT-A」(341万2500円)を揃える。
(webCG 有吉)
三菱自動車:
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