ダイハツ・コンパーノ ベルリーナ:白ナンバーダイハツの源流
2017.10.27 自動車ニュース 拡大 |
第45回東京モーターショーの出展車両の中から下野康史が注目したのは、ダイハツのコンセプトカー「DNコンパーノ」……ではなく、その横に並べられた“オリジナル”の「コンパーノ ベルリーナ」だった。
親子2代のダイハツマンが乗り継ぐ
軽だけじゃない、白いナンバーのオリジナルダイハツを再び世に問いたい! というメッセージが込められたコンセプトカーが、“DNコンパーノ”である。悲願のわりに「ヘタウマ」みたいなカッコがサプライズだが、そもそも1963年登場のコンパーノ ベルリーナまでさかのぼっちゃったの!? というのがびっくり。イタリアのヴィニャーレにデザインを頼んだこのクルマ、当時、小学生だったぼくには、「ミゼット」のダイハツが突然、出したミョーにカッコいいクルマとして、印象的だったのだ。
DNコンパーノの隣に置かれているコンパーノ ベルリーナは、ダイハツの営業部の社員が所有する1964年式。親子2代のダイハツマンで、現役当時にデザイナーだったお父さまから最近、譲り受けたクルマだという。オレンジ色はカタログにはなかったが、特注で塗ってもらった新車時からのオリジナル塗装だそうだ。
半世紀以上のときを隔てた新旧コンパーノ。どっちが美しいでしょうか、なんてことはともかく、自社開発の白ナンバーダイハツカムバックに期待したい。
(文=下野康史<かばたやすし>/写真=webCG)

下野 康史
自動車ライター。「クルマが自動運転になったらいいなあ」なんて思ったことは一度もないのに、なんでこうなるの!? と思っている自動車ライター。近著に『峠狩り』(八重洲出版)、『ポルシェよりフェラーリよりロードバイクが好き』(講談社文庫)。
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