これだけは外せない CG/webCG編集部のドライブGear公開
2017.12.01 Gear Up! 2018 Winter早朝の箱根から、夕暮れ時のアウトバーンまで。われわれがドライブ=取材の際に必ずそばに置いているものといえば、サングラスやインプレッションを記録するボイスレコーダーなどなど。ここでは4人のスタッフが、普段使っているドライブGearを紹介する。
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居心地のいいレジャーシートは
車内でもササッと広げて
Picnic sheet for SUVs
レジャーシートの活用法
今年取材した新型SUVはどれもラゲッジスペースの広いこと……。そこは大事なセールスポイントなんだけれど、移動中は撮影機材が前後左右に動いてしまうこともある。しかし、借り出した広報車のふかふかのカーペットを汚すわけにはいかないし、左右の“壁”を傷つけてしまうことも避けたい。
そこでSUVを長く所有してきたCGスタッフのKがアドバイスしてくれたのは、アウトドアブランドが手がけるレジャーシート。適度な厚みがあり、クッションの効いたものが3000円ほどで入手できる。これを敷いてから撮影機材を載せれば、フロアや壁は傷つかないし、くるっと巻いて引っ張り出せば、バンパーを傷つけることもない。写真のように折りたたんで持ち運びも簡単。人が座って快適なほど、機材にとってもクルマにとっても優しいのだ。
(文=中村昌弘<CG編集部>/写真=加藤純也)
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ニキ・ラウダなど名だたるレーサーが愛用
最高の履き心地に護ってもらう
Ciccio Driving Shoes
シチリア製チッチョのドライビングシューズ
「ノルトシュライフェでタイムアタックするときは、ホテルの部屋を片付けて、服もきれいに畳んでくるよ」 業界の大先輩であるAさんがそう言っていた。もし“万が一”があったら自分の部屋は詮索(せんさく)される。オトコたるもの、そこが汚かったらカッコ悪いだろう、ということらしいのだが、その「服を畳む」という行為には、無事に帰ってくるぞという、願(がん)のようなものが掛けられているようにも思う。僕にとっての願はチッチョのドライビングシューズだ。ハードなスポーツカーに、それもサーキットで乗るときは、必ずチッチョを持っていって護ってもらう。この前はチッチの故郷・イタリアはフェラーリのフィオラーノで履いたが、すごく気持ちよく走れた。チッチョは御守り。手放せない。
(文と写真=竹下元太郎<webCG編集部>)
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かけがえのないシーンこそ
スマホには頼らない
Compact Digital Camera
オリンパスXZ-1
ドライブは一期一会だと思う。どんな旅になるかは行き先次第。季節や天気、食事でも変わってくる。もちろん、誰と行くか、どんなクルマに乗るかでも。そんなかけがえのないシーンをとどめておきたくて、自分は必ずカメラを携えている。
いまの相棒は、オリンパスの高性能コンパクト「XZ-1」。6年前に手に入れてからというもの、近所のチョイ乗りから海外での運転まで、10万カット以上撮影してきた。
一眼レフにはない、携行性と機動性がいい。気軽に撮れるという点ではスマートフォン全盛だけれど、ここぞという場面ではやっぱり性能にこだわりたい。絶版になってしまったいまでは、愛着もひとしお。これからもすてきな思い出を記録できればと思う。
(文と写真=関 顕也<webCG編集部>)
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車内のヨゴレもよどんだ空気も一掃!
アメリカ生まれの携帯用アロマタオル
HERBAN ESSENTIALS Essential Oil Towelettes
ハーバンエッセンシャルズ アロマタオル
天然のエッセンシャルオイル(精油)をたっぷり含ませた、いわゆるひとつのウエットティッシュです。た~っぷり含ませたアロマがじゅわ~っと染み出す丈夫な不織布でステアリングやシフトノブを拭き取れば、車内の空気は一新、たまったアカが洗い流されるよう。写真の「ミックス」は、ペパーミント、レモン、ラベンダーのアロマ3種が小分けされて詰め込まれているから、気分に応じて使い分け可能。レモンは眠気を吹き飛ばすし、ラベンダーは渋滞のイライラを和らげ、ペパーミントは乗り物酔いにも効果があるといいます。ティッシュは車内の必需品といえど、生活感あふれるあの箱を置くのは美意識が許さない……そんな方はぜひこちらを。伊勢丹新宿本館ビューティアポセカリーほか、コスメキッチンなどのセレクトショップで購入できます。
(文=三代やよい<CG編集部>/写真=峯 竜也)
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