世界で6番目の都市型ショールーム 「アウディシティー紀尾井町」が新規オープン
2020.02.04 自動車ニュース![]() |
アウディ ジャパンは2020年2月4日、同年2月7日に東京都千代田区にオープン予定の新たなディーラー「アウディシティー紀尾井町」を報道陣に先行公開した。
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「アウディシティー」は従来のロードサイド型店舗とは一線を画す、新たなコンセプトを持つ都市型のショールームだ。2012年にロンドン、2013年に北京でオープンしたパイロットストアからスタートし、現在ではベルリンとイスタンブール、モスクワ、ワルシャワ、ウィンブルドンに展開。紀尾井町店は世界で6番目のアウディシティーとなる。
アウディシティーの最大の特徴は、都市部での販売を考慮した控えめな店舗面積と、それをカバーするデジタル技術だ。実際、紀尾井町店の場合も展示可能な車両の台数は4台(うち1台は地下)にすぎないが、店内にはタブレット端末でコンフィギュレートした車両を、大型スクリーンおよびVRゴーグルを通して体感できるスペースを設置。アウディ車に用意されている、ありとあらゆる仕様をリアルに体感してからオーダーできるのが自慢だ。
お披露目会ではアウディ ジャパンのフィリップ・ノアック社長が店舗の概要を説明するとともに、同社の2019年の実績と2020年の展望を説明した。
アウディ ジャパンの2019年の販売台数は前年比で-8.4%の2万4222台。これについてノアック社長は「『A7スポーツバック』や『A6』といった新型車が伸びを見せたものの、モデルチェンジを控えた『A1』および『Q3』などの売れ筋車種の在庫が払底したため」と説明。「こうした状況でもスタッフは努力してくれた」と、その労をねぎらった。
2020年については、新型Q3やブランド初の100%電気自動車「e-tron」に加えて、「Q7」「A4」「A5」のフェイスリフトモデルを導入するほか、すでに導入済みの新型A1に1リッターエンジン搭載モデルを追加設定すると発表。販売面で反転攻勢に出ることを誓った。
(webCG)