「メルセデス・ベンツCLS」がマイナーチェンジ フロントデザインを変更
2021.09.09 自動車ニュース![]() |
メルセデス・ベンツ日本は2021年9月9日、4ドアクーペ「メルセデス・ベンツCLS」のマイナーチェンジモデルの国内導入を発表し、予約注文受け付けを開始した。
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今回のマイナーチェンジモデルではフロントまわりのデザイン変更が実施されたほか、装備の追加によって快適性の向上が図られている。
「CLS220dスポーツ」および「CLS450 4MATICスポーツ」グレードでは、下部が広がった台形のフレームにマットクローム仕上げの小さなスリーポインテッドスターをちりばめたシングルルーバータイプの「スターパターングリル」を採用。新形状のバンパーも合わせて4ドアクーペらしい躍動感を強めている。ホイールデザインも一新され、CLS450 4MATICスポーツではサイズが19インチから20インチへと拡大されている。
「メルセデスAMG CLS53 4MATIC+」は縦にルーバーが入ったAMG専用のラジエーターグリルに変更。ワイド感のある新バンパーとともにスポーティーな印象をより強調している。ドアミラーやスポイラーリップ、トリム等がカーボンに変更されるオプションの「カーボンパッケージ」も新たに設定。レッドのブレーキキャリパーやマットブラックペイントの20インチ「AMG 5ツインスポークアルミホイール」も含まれるほか、AMGダイナミックセレクトには「レース」モードが追加される。
ボディーカラーは新たに追加された「スペクトラブルー」をはじめとした全10色をラインナップ。CLS220dスポーツとCLS53 4MATIC+には「インディビジュアルプログラム」(受注生産)が新規設定され、これまで一部のハイエンドモデルでのみオーダーが可能だった「コートダジュールライトブルー」「テイデライトグレー」などの6色も選べるようになった。
インテリアではステアリングホイールがアップデートされ、リムに静電容量式センサーを備えたパッドを採用。運転支援システム「ディスタンスアシスト・ディストロニック」使用時にドライバーがステアリングホイールを握っていることが認識されやすくなっている。インテリアのカラーリングはCLS220dスポーツとCLS450 4MATICスポーツには「ネバグレー/マグマグレー」「シエナブラウン/ブラック」を新たに加えた全6色を設定。CLS53 4MATIC+には「ブラック/シルバーグレーパール」を追加し、全5色の展開としている。
装備の充実も図られており、全モデルでヘッドアップディスプレイを標準装備としたほか、CLS450 4MATICスポーツとCLS53 4MATIC+にはドアクロージングサポーターを標準装備。ヒーターやパフュームアトマイザーを統合コントロールするなどして快適性を高める「エナジャイジングパッケージ」も設定した(CLS53 4MATIC+に標準装備、CLS450 4MATICスポーツではオプション)。
新しいCLSの発表を記念した世界限定300台の特別仕様車「メルセデスAMG CLS53 4MATIC+エディション1」の導入も発表された。マットブラックペイントの20インチAMG 5スポークアルミホイールを装備するほか、エクステリアには「ナイトパッケージ」および「ナイトパッケージII」を採用し、ラジエーターグリルに加えてリアエンドのスリーポインテッドスターバッジとモデル名バッジが専用のダーククローム仕上げに。インテリアにはカーボントリムがあしらわれる。国内向けには特別色の「カシミアホワイトマグノ」が全30台、「セレナイトグレー」が20台の、計50台が販売される。
ラインナップと価格は以下の通り。納車開始は2022年の第1四半期とアナウンスされているが、生産状況によって変更が生じる場合があるという。
- CLS220dスポーツ:918万円
- CLS450 4MATICスポーツ:1189万円
- メルセデスAMG CLS53 4MATIC+:1441万円
- メルセデスAMG CLS53 4MATIC+エディション1:1599万円
(webCG)