「ポルシェ911」のツーリングイベント“The Rally”参加車両
2022.09.20 画像・写真2022年9月10日、11日の2日間、東京でポルシェ正規販売店を展開するEBI GROUPが主催する「The Rally -Amazing Moment- 2021 Feeling our connection」が開かれた。
これはナローから最新モデルまで、60年近い歴史を誇る新旧50台の「ポルシェ911」によるツーリングイベント。コマ図と車載トリップメーターを頼りにチェックポイントをまわるというラリーの要素を取り入れ、さまざまな景観を望みながら911のドライビングを楽しみ、同時にエントラント同士の交流を図るというものだ。タイム計測や到着順位の優劣といった競技性は一切なく、EBI GROUPの顧客であることが参加資格となる。2018年に初開催され、今回は翌2019年に続く3回目。本来は昨2021年9月に開催予定だったが、新型コロナウイルスの感染再拡大によって延期したという認識から、あえてイベントタイトルに“2021”を残しているという。
今回のルートは、初日のスタートが山梨県小淵沢町のリゾナーレ八ケ岳。長野県上田市の美ヶ原高原美術館や同県東御市の海野宿を経て、ゴールは同県白馬村の白馬東急ホテル。2日目はそこから長野県軽井沢町を経て東京都港区の東京プリンスホテルでフィニッシュという、過去最長となる全長600km以上を2日間で走破。11カ所のチェックポイントではさまざまなアクティビティーやサプライズが用意されるなど、エントラントにとってはドライブ以外にも感動体験の詰まった2日間だった。その現場から、参加車両を中心に紹介しよう。
(文=沼田 亨/写真=沼田 亨、EBI GROUP)
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1/201日目の朝、リゾナーレ八ケ岳からカーナンバー順にスタート。1番は2017年「911カレラ4S」。
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2/20江戸時代の宿場の街並みが残る長野県東御市の海野宿にて。先頭は2020年「911Sカブリオレ」
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3/20白馬岩岳マウンテンリゾートの広大な駐車場では、プロのレーシングドライバーが駆る「タイカンGTS」のフル加速を助手席で体験するアクティビティーを実施。
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4/201日目のゴール(宿泊地)である白馬東急ホテルで、2日目のスタートを前に整列した参加車両。
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5/20つまごいパノラマラインを行く2021年「911ターボSカブリオレ」。
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6/20旧軽井沢の美しい落葉松の並木道である三笠通り。木漏れ日のなかを並んで進む参加車両。
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7/20イベントのフィニッシュポイントである東京プリンスホテルの駐車場。ゴールしてくるエントラントを迎えるべく並べられた、「タイカン」をはじめ「パナメーラ」「カイエン」「718ボクスター」「718ケイマン」などの現行モデル。
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8/20東京プリンスホテル内の、駐車場までのアプローチロードでスタッフの出迎えを受ける1973年「911 T」(写真手前)と2011年「911 GT2 RS」。
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9/20フロントまわりが少々モディファイされた1983年「911 SC」(写真手前)と2011年「911タルガ」。
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10/202000年「911 GT3」。水冷エンジン搭載の最初の世代である996型はこれ1台のみだった。
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11/20美しいライトブルーメタリックに塗られた1973年「911 T」。
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12/20フィニッシュラインを越えた2020年「911カレラ カブリオレ」。
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13/20フィニッシュしたドライバー/コドライバーにはポルシェガールからバラが手渡される。
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14/202022年7月1日にポルシェ・ジャパン社長に就任したフィリップ・フォン・ヴィッツェンドルフ氏も2021年「911タルガ4」で参加、ゴールを迎えた。
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15/20スタッフから盛大な歓迎を受ける、ウイングを装着した1989年「911カレラ」。
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16/20ラストでフィニッシュしたマットブラックの2018年「911カレラ4」。
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17/20駐車場に並んだフィニッシュ車両。手前の55番は参加車両中最も古い1965年「912」。ナローボディーに「356」用の1.6リッターフラット4を積んだモデル。
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18/20修了式に出席したオーナーを待つ参加車両。
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19/20東京プリンスホテルのビアレストランにて行われた修了式。完走の証しとなる修了証とさまざまな賞が参加者に贈られた。
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20/20修了式を終え、とっぷりと暮れたなかをスタッフに送られて家路につく参加車両。