【F1 2022】最終戦アブダビGPでフェルスタッペン今季15勝目
2022.11.21 自動車ニュースF1世界選手権第22戦（最終戦）アブダビGPの決勝が、2022年11月20日、アブダビのヤス・マリーナ・サーキット（5.281km）を58周して行われた。
レッドブルRBPTのマックス・フェルスタッペンがポールポジションから完勝。年間最多勝記録を「15」に伸ばし、ライバルを圧倒したシーズンを締めくくった。
フェラーリのシャルル・ルクレールとレッドブルのセルジオ・ペレスによるドライバーズチャンピオンシップの2位争いは、ファイナルラップまで白熱。1ストップで走り切ったルクレールが2位、2ストップで果敢に追い上げたペレスが3位となったことで、ルクレールがランキング2位のポジションを勝ち取った。
フェラーリのもう1台、カルロス・サインツJr.は4位でゴール。メルセデス勢は、前戦サンパウロGPで初優勝したジョージ・ラッセルが5位となるも、ルイス・ハミルトンはレース終盤のメカニカルトラブルで18位に脱落した。
マクラーレン・メルセデスは、ランド・ノリス6位、このレースを最後にチームを離れるダニエル・リカルドが9位とダブル入賞。アルピーヌ・ルノーのエステバン・オコン7位、アストンマーティン・メルセデスのランス・ストロールは、ファステストラップを記録して8位でフィニッシュした。そして10位でチェッカードフラッグを受けたのは、アストンマーティンのセバスチャン・ベッテル。このレースでF1を引退する4冠王者は、入賞で有終の美を飾った。
以下、11位角田裕毅（アルファタウリRBPT）、12位ジョウ・グアンユー（アルファ・ロメオ・フェラーリ）、13位アレクサンダー・アルボン（ウィリアムズ・メルセデス）、14位ピエール・ガスリー（アルファタウリ）、15位バルテリ・ボッタス（アルファ・ロメオ）、16位ミック・シューマッハー（ハース・フェラーリ）、17位ケビン・マグヌッセン（ハース）、18位ハミルトン（メルセデス）、19位ニコラス・ラティフィ（ウィリアムズ）が完走となった。
【ドライバーズチャンピオンシップ】
1位 マックス・フェルスタッペン 454点
2位 シャルル・ルクレール 308点
3位 セルジオ・ペレス 305点
4位 ジョージ・ラッセル 275点
5位 カルロス・サインツJr. 246点
6位 ルイス・ハミルトン 240点
7位 ランド・ノリス 122点
8位 エステバン・オコン 92点
9位 フェルナンド・アロンソ 81点
10位 バルテリ・ボッタス 49点
11位 ダニエル・リカルド 37点
12位 セバスチャン・ベッテル 37点
13位 ケビン・マグヌッセン 25点
14位 ピエール・ガスリー 23点
15位 ランス・ストロール 18点
16位 ミック・シューマッハー 12点
17位 角田裕毅 12点
18位 ジョウ・グアンユー 6点
19位 アレクサンダー・アルボン 4点
20位 ニコラス・ラティフィ 2点
21位 ニック・デ・ブリース 2点
22位 ニコ・ヒュルケンベルグ 0点
【コンストラクターズチャンピオンシップ】
1位 レッドブルRBPT 759点
2位 フェラーリ 554点
3位 メルセデス 515点
4位 アルピーヌ・ルノー 173点
5位 マクラーレン・メルセデス 159点
6位 アルファ・ロメオ・フェラーリ 55点
7位 アストンマーティン・メルセデス 55点
8位 ハース・フェラーリ 37点
9位 アルファタウリRBPT 35点
10位 ウィリアムズ・メルセデス 8点
（文＝bg）
