ダイハツ初の量産型軽電気自動車「e-ハイゼット カーゴ」「e-アトレー」発売

2026.02.02 自動車ニュース webCG 編集部
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ダイハツ初の量産型BEVとなる「e-ハイゼット カーゴ」(写真左)と「e-アトレーRS」(同右)。
ダイハツ初の量産型BEVとなる「e-ハイゼット カーゴ」(写真左)と「e-アトレーRS」(同右)。拡大

ダイハツ工業は2026年2月2日、軽規格の電気自動車(BEV)「e-ハイゼット カーゴ」「e-アトレー」を発表。同日、販売を開始した。

「e-ハイゼット カーゴ」および「e-アトレー」には、ダイハツとスズキ、トヨタの3社共同開発となるBEVシステム「e-SMART ELECTRIC(スマートエレクトリック)」が採用されている。
「e-ハイゼット カーゴ」および「e-アトレー」には、ダイハツとスズキ、トヨタの3社共同開発となるBEVシステム「e-SMART ELECTRIC(スマートエレクトリック)」が採用されている。拡大
フロア下に搭載される、容量36.6kWhの薄型リチウムイオンバッテリー。
フロア下に搭載される、容量36.6kWhの薄型リチウムイオンバッテリー。拡大
「e-アトレーRS」の運転席周辺部。
「e-アトレーRS」の運転席周辺部。拡大
センターコンソールパネルに備わるアクセサリーコンセント。
センターコンソールパネルに備わるアクセサリーコンセント。拡大
「e-ハイゼット カーゴ」の荷室。フロアの地上高はガソリンエンジン車と同じ630mmで、バックドアの開口幅は最大1345mm、開口高は1165mm、フロア長(奥行き)は2人乗車時で1965mmとなっている。
「e-ハイゼット カーゴ」の荷室。フロアの地上高はガソリンエンジン車と同じ630mmで、バックドアの開口幅は最大1345mm、開口高は1165mm、フロア長(奥行き)は2人乗車時で1965mmとなっている。拡大
「e-アトレーRS」のインテリア。
「e-アトレーRS」のインテリア。拡大
e-アトレーRS
e-アトレーRS拡大

e-ハイゼット カーゴおよびe-アトレーはそれぞれ、軽商用車「ハイゼット カーゴ」と商用・乗用の軽「アトレー」をベース車とした、ダイハツ初の量産型BEVである。

軽自動車に適した新開発のBEVシステム「e-SMART ELECTRIC(e-スマートエレクトリック)」を採用し、部品配置の見直しや、ボディーおよびサスペンションの新設計を行うことで、車内のスペースを変えることなく容量36.6kWhのバッテリーを搭載。軽商用バンとしてのユーティリティーはそのままに(ベース車と同等の空間と、最大積載量350kgを確保)、一充電走行距離(WLTCモード)257kmを達成したとアピールされる。

技術的なハイライトとなるe-スマートエレクトリックは、ダイハツとスズキ、トヨタの3社で共同開発したもので、モーターとインバーター、減速機を一体化した「e Axle(eアクスル)」を後輪駆動軸上に搭載するとともに、薄型リチウムイオンバッテリーを床下に配置。以下がその具体的なメリットとされている。

  • レスポンスの良い加速性能とスムーズな走行性能:走り始めから余裕のあるトルクが得られ、適度な回生ブレーキにより電費の向上と運転のしやすさを両立。eアクスルの働きにより、多積載時や登坂時でも、後輪駆動ならではの力強い発進とスムーズな加速を実現。
  • 低重心化による安定した走行と乗り心地:薄型バッテリーを床下に配置することで、従来のガソリン車よりも低重心となり、操縦安定性が向上するとともに荷崩れなどを抑制。BEV専用の骨格補強などで車体の剛性を高めるとともに、新設計のトレーリングリンク車軸式コイルスプリング(リア)などの採用により乗り心地が向上。
  • 優れた静粛性:100%モーター駆動により、車内・車外において優れた静粛性を実現。運転者のストレス低減にも寄与。

全車、急速充電やV2H(Vehicle to Home)で使用可能な「CHAdeMO(チャデモ)」規格の急速充電インレットを装備。急速充電の充電速度は、最大出力50kWの充電器を使った場合で、電欠ランプ点灯状態から約50分で充電率80%に達すると公表される。

外部給電機能や、走行時でも使えるAC100Vのアクセサリーコンセント(最大消費電力の合計は1500W以下)、災害時などに使える非常時給電システム、フロントドアとドアガラスを閉めた状態でも車外に電源コードを引き出して給電できる外部給電アタッチメントも標準で装備されている。

安全面では、ステレオカメラの性能を向上させ、より広範囲な検知・認識が可能となった最新の予防安全機能「スマートアシスト」を搭載。LEDヘッドランプや運転席および助手席のシートヒーターが備わる点もセリングポイントとされる。

商用だけでなく乗用としてのニーズにも応えるe-アトレーについては、外観のブラック加飾やメッキ加飾、黒を基調としたインテリア、両側パワースライドドアなどが特徴的な装備となっている。

価格はe-ハイゼット カーゴが314万6000円(2シーターモデル、4シーターモデルとも同価格)で、e-アトレー(「e-アトレーRS」のモノグレード展開)が346万5000円。

(webCG)

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