【F1 2026】第12戦オランダGPでノリス2連勝、ホンダ新PUでアロンソ9位、緊急参戦の角田は入賞目前の11位
2026.08.24 自動車ニュースF1世界選手権第12戦オランダGP決勝が、2026年8月23日、オランダのザントフールト・サーキット(4.259km)を72周して行われた。
夏休みを終えて迎えたシーズン後半戦は、マックス・フェルスタッペンとレッドブルの2030年までの契約延長、ホンダのパワーユニット「スペック2」の新投入、さらにはアイザック・ハジャーのけがにより急きょ代役を務めることとなった角田裕毅のF1復帰など、レース前から話題に事欠かなかった。
スタート早々、フェルスタッペンがまさかのスピンを喫し、クラッシュで赤旗中断。今年で最後となるオランダGPは、母国のヒーローがあっという間に姿を消すという波乱の幕開けとなった。
各陣営が異なる戦略を採用し、トップが目まぐるしく入れ替わるなか、真っ先にチェッカードフラッグを受けたのはマクラーレン・メルセデスのランド・ノリスだった。前年王者は、予選で2戦連続、通算18回目のポールポジションを獲得。レースでは、終盤の54周目に前を走るアンドレア・キミ・アントネッリ、そしてルイス・ハミルトンを立て続けにオーバーテイクし、前戦ハンガリーGPから2連勝、キャリア通算13勝目を飾った。
2位はポイントリーダーのアントネッリだった。予選3位から赤旗中断後の再スタートでトップを奪うと、レース中盤まで首位をキープ。しかし第2スティントではタイヤのグリップ不足に苦しみ、ノリスに首位の座を明け渡した。
3位はメルセデスのジョージ・ラッセル。フロントローからのスタートだったが、直後にチームメイトにかわされ3位に後退。レース終盤は履き古したハードタイヤで防戦一方となるも、なんとか表彰台を守り切った。
ハミルトン4位、シャルル・ルクレール5位とフェラーリはポディウムに届かず。マクラーレンのもう1台、オスカー・ピアストリは4番グリッドから6位でゴールとなった。負傷欠場のハジャーの代役を務めたレッドブル・レッドブル・フォードのリアム・ローソンは7位入賞を果たし、アウディのニコ・ヒュルケンベルグは13番グリッドから8位でポイントを獲得した。
アストンマーティン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、しぶとい走りで18番グリッドから9位に入り、今季2度目の得点。アルピーヌ・メルセデスのピエール・ガスリーは、アップデートされたマシンで善戦し10位でフィニッシュ。最後の1点を手にした。
レーシングブルズ・レッドブル・フォードの角田は、ポイント圏内で周回を重ねるも、元チームメイトのガスリーに抜かれ11位で完走。惜しくも入賞を逃した。
以下、12位アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)、13位ガブリエル・ボルトレート(アウディ)、14位フランコ・コラピント(アルピーヌ)、15位セルジオ・ペレス(キャデラック・フェラーリ)、16位カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ・メルセデス)、17位アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)が完走した。
なお、前日に開催された24周のスプリントは、ラッセルがポールポジションから優勝。2位ルクレール、3位ノリス、4位アントネッリ、5位ピアストリ、6位フェルスタッペン、7位ハミルトン、8位ガスリーが入賞した。角田はグリッドからひとつポジションを落とし13位だった。
ドライバーズチャンピオンシップは、1位アントネッリが242点、2位ラッセルと3位ハミルトンは183点で並び、アントネッリのリードは59点に拡大した。4位に浮上したノリスは159点、5位ルクレールは155点をそれぞれ集めている。
コンストラクターズチャンピオンシップは、1位メルセデス425点、2位フェラーリ338点、3位マクラーレン263点、4位レッドブル186点、5位レーシングブルズ66点といった上位の顔ぶれとなっている。
次の第13戦イタリアGP決勝は、9月6日に行われる。
(文=bg)
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