トヨタRAV4アドベンチャー(前編)
2026.08.23 思考するドライバー 山野哲也の“目” レーシングドライバー山野哲也が新型「トヨタRAV4」に試乗。ご存じのとおり今やトヨタの屋台骨を支えるSUVであり、先代モデルではグローバルでの年間販売台数が100万台に到達。世界で最も多く販売されるトヨタ車の6代目だ。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。配慮が行き届いたデザイン
「存在感がありつつもしつこくなくて、いいデザインですよね」
山野哲也がドライブしているのは6代目トヨタRAV4。1994年に登場した初代はクロスオーバーSUVというジャンルを創出。以来、モデルチェンジを重ねながらじわじわと人気を高め、先代モデルでは年間販売台数が100万台に到達。累計販売台数は1500万台にも達する世界でも屈指の人気モデルである。
「全体としては近年の流行である角張ったデザインですよね。そこにトヨタのハンマーヘッドデザインの最新バージョンを組み合わせ、しっかりとした個性がありながら、嫌みな感じがない。これもまた人気を集めるでしょうね」
この試乗車はハイブリッドモデルのみに設定される「アドベンチャー」グレード。ハイトの高いタイヤをはじめとした専用装備によって、新型の「オフロードでも……」というイメージを一手に引き受ける。国内向けラインナップでは最も安価なグレードでもある。
「ちょっと無骨な感じのホイールもいいですね。開口部が大きいので雪道でも雪が詰まりづらい感じがします。ドアノブやルーフレール、ドアミラーなどが全部ブラックで統一してあるのも好ましい。細かなところまで配慮が行き届いているデザインです」
「内装もいいですね。操作のしやすさが際立っています。アドベンチャー専用という大きなシフトレバーはそれ自体が安心感が高いし、手袋をしていても操作しやすいようにという配慮ですよね。ドライブモードセレクターはシフトノブのすぐ前方にあって、ノブに手を乗せたままで扱える。モードセレクターのサイズも大きく、世界中のさまざまな場所でどんな人が使ってもいいように……というトヨタの良心を感じるところです」
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