ホンダ、特別なタイプRとインスパイアを出展【東京オートサロン08】
2008.01.11 自動車ニュース【東京オートサロン08】ホンダ、特別なタイプRとインスパイアを出展
ホンダのグローバル用品企業「ホンダアクセス」は、2008年1月11日から13日まで開催される「東京オートサロン2008 with NAPAC」に2台のセダン型コンセプトモデルを出展した。
■空力特性で勝負
今回のコンセプトカーは、空力特性がポイントだ。ダウンフォースばかりを重んじることなく、できるだけ滑らかに風を流すよう配慮。車体前後のリフトバランスを追求しハンドリングの向上を図ったという。
新型「インスパイア」をベースとした「ツーリングモデューロ・インスパイア」は、その“実効空力”とデザインの融合を図ったモデル。前後バンパーを中心に専用のエアロパーツを備え、LEDヘッドランプ&リアランプやクロームパーツなどでエクステリアを飾る。
インテリアはオレンジとブラックのツートーンカラーでまとめた。前席のシートバックに後席用のモニターを備え付けるなど、AV環境の充実も自慢だ。
もう1台は、ハイパフォーマンスモデル「シビック・タイプR」がベースの「スポーツモデューロ・タイプR」。「2007年スーパー耐久シリーズ」でクラスチャンピオンに輝いた「Honda Access CIVIC」の技術を活かしたというこちらも、キモは空力だ。
「(風を)流す、ふさぐ、切る」をテーマに、冷却性能を損なわない程度のエアインレットを残し、フロントまわりをフラッシュサーフェース化。走行中の安定性が向上したという。
エンジンに手は入らないものの、足まわりには専用のサスペンションを装備。運転席にいながら、センターコンソールのダイヤルで前後ダンパーを5段階に調整できる。
サーキット走行を視野に入れたモデルゆえ、インテリアにはバケットシートとカーボン製ドアパネルが与えられた。さらに、回転計を速度計より上部に配し視認性を確保するなど、随所がレーシーな味付けとなっている。
なお、市場の反応次第では、これらコンセプトカー用パーツは実際に販売されるとのことだ。
■その他出展車両(四輪用品装着モデル)
・フィットActive Plus+(アクティブプラス)
・フィットSports Neo(スポーツネオ)
・フィットLuxe'ster(ラグゼスター)
・モデューロ・ステップワゴン
・モデューロ・オデッセイアブソルート
・モデューロ・ゼストスポーツ
・ステップワゴン・キッズバイクトランスポーター(参考出品・市販予定)
・Honda Access CIVIC(2007年スーパー耐久ST4クラス シリーズチャンピオン/レース車両/参考出品)
(webCG 関)
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