メルセデスSLKが本国でマイナーチェンジ
2007.12.28 自動車ニュースメルセデスSLKが本国でマイナーチェンジ
独ダイムラーが、メルセデス・ベンツSLKのマイナーチェンジを発表した。さっそく新型の写真と概要をご紹介!
■外観のイメチェンとエンジンの低燃費化がメイン
メルセデス・ベンツのオープン2シーター、SLKが本国でマイナーチェンジを受けた。現行モデルの登場から3年。今回のマイナーチェンジでは、内外装のフェイスリフトを中心にエンジンにも改良が施された。新規に採用した部品点数は650点に及ぶという。
フロントまわりはロアスカート中央に大きな切り込みが入り、より精悍な表情になった。リアバンパーは空力性能を考慮したディフューザータイプの形状となり、リアコンビランプも新意匠に刷新。また、エキゾーストエンドもAMG風の台形シェイプに改められ、全体的にスポーティ感が増した印象だ。
内装はインスツルメントパネルが一新されたほか、ステアリングホイールが新デザインの3本スポークに変更された。また、ステアリングホイールには、新たに「ダイレクト ステア システム」なる新装備が採用された。
SLK55 AMGに標準、V6モデルにオプション設定されるダイレクト ステア システムは、速度に応じてステアリングギア比を可変させる機構。高速走行時はギア比をスローな設定に、低速走行時はクイックな設定(ロック・トゥ・ロックは最大で25%減少)に変化する。これによりスポーティな運転感覚を高めつつ、低速での取り回しの良さと高速直進時の安定性をともに向上させたという。
モデルバリエーションは、3.5リッターV6(305ps)搭載の「SLK350」、1.8リッタースーパーチャージャー(184ps)搭載の「SLK200コンプレッサー」、それに本国では3リッター・231psの「SLK280」と、360psの5.5リッターV8を搭載するAMGバージョン「SLK55 AMG」の計4タイプが設定される。いずれのモデルも燃費向上が図られているとのこと。また、SLK350とSLK200コンプレッサーについては、パワーもそれぞれ33ps、21ps増加した。
(webCG 曽宮)
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