■【コレはゼッタイ!】「アウディS5」:クラシカルな美しさ
【車両概要】
2007年のジュネーブショーでデビューした新型のラクシャリークーペが「A5」。そのスポーティバージョンが「S5」だ。354ps、44.8kgmの4.2リッターV8ユニットを搭載し、0-100km/h加速5.1秒を謳う。
【出展車紹介】アウディ/売れ筋モデルの新型「A4」に注目!
■さすがの洗練度
今回のショーで一般に人気なのは「日産GT-R」かもしれない。そのGT-Rが目指すべきはこの「アウディS5」のようなクルマだろう。人類存亡を考えなければいけないこの時代に、いまさら高性能4座ス−パ−カ−でもあるまいと思われて当然。正当化する術を持たない。
逆に言えば、下手に否定するよりも、正常な神経の読者諸氏の反感を買うこともまた“逆説的効果”ありと信じる。
この手の高性能車を作るのは比較的簡単だ。他の例の見様見真似でもレ−シングカ−の改造などでもできる。しかし、それらは実際に走らせてみると試作車の範疇にとどまっており、洗練度は量産の歴史あるものにかなわない。同じ理由で、アウディなら「R8」より「S5」をとる。キツめの顔つきには目をつぶるとして、腰からテ−ルにかけてのクラシックなラインが、実に好ましい。
(文=笹目二朗)
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