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自身10回目のポールポジションからスタートしたアロンソ(手前)に、ミハエル・シューマッハーがつづく。以後レース中盤まで僅差のトップ争いが繰り広げられたが、2度目にして最後のピットストップで勝敗が分かれた。(写真=Ferrari)
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2005年に見られなかった新旧チャンピオン対決が今年実現。シーズン序盤にポイントを稼いだアロンソ(右)対、ヨーロッパラウンドに突入し復活の狼煙をあげたシューマッハー(左)。5戦を終えふたりのポイント差は13点、シーズンはまだ13戦も残っている。(写真=Renault)
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ホンダ移籍後の最高位、5位でフィニッシュしたルーベンス・バリケロ(写真)。ポイント獲得はうれしい結果だが、もっと上位が望まれていたことはいうまでもない。「今日は速さが足りなかった。マシンのバランスが良くなくて、とにかく最後まで走り切り、ベストを尽くすしかなかったんだ」とはバリケロの弁。とはいえ、エンジンブローでリタイアしたチームメイト、ジェンソン・バトンよりはラッキーだった。(写真=Honda)
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トヨタ勢は苦戦をしいられた。ヤルノ・トゥルーリ(写真)は7番グリッドからポイント圏外の9位完走。「レースを通じてプッシュしつづけたが、車体のバランスとタイヤグリップ確保に苦しむこととなってしまった」とはレース後のコメント。いっぽうチームメイトのラルフ・シューマッハーは、自身150戦目、故郷に程近いサーキットでの1戦でリタイア。6位走行中、ゴール目前の53周目にエンジンブローに見舞われてしまった。(写真=Toyota)
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佐藤琢磨(写真)は、20番グリッドから1コーナーまでに10台近くを抜く素晴らしいスタートを決めた。その後、戦闘力不足のマシンに足を引っ張られズルズルと後退、13周目には18位まで順位を落とした。それでもしぶとく周回を重ねたが、油圧系の問題が発生して47周でリタイアした。井出有冶に替わりステアリングを握ったフランク・モンタニーも同様に油圧系トラブルでマシンを降りた。(写真=Honda)
『【F1 2006】第5戦ヨーロッパGP、シューマッハー&フェラーリ完勝』の記事ページへ戻る
