【スペック】全長×全幅×全高=4509×2093×1203mm/ホイールベース=2670mm/車重(乾燥重量)=1376kg/駆動方式=MR/3.8リッターV8DOHC32バルブターボ(625ps/7500rpm、61.2kgm/3000-7000rpm)/燃費=8.5km/リッター(英国国内値)/価格=3000万円(テスト車=3882万2000円)
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【スペック】全長×全幅×全高=4509×2093×1203mm/ホイールベース=2670mm/車重(乾燥重量)=1376kg/駆動方式=MR/3.8リッターV8DOHC32バルブターボ(625ps/7500rpm、61.2kgm/3000-7000rpm)/燃費=8.5km/リッター(英国国内値)/価格=3000万円(テスト車=3882万2000円)
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2012年夏にその概要が発表された「マクラーレンMP4-12Cスパイダー」。日本では、同じ年の10月に実車が公開された。
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中央を細身のセンターコンソールが貫くインテリア。テスト車には、オプションのカーボンパネルが多数おごられる。車両のAV機能にアクセスするためのタッチパネルは、珍しい縦長が採用されている。
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キャビン後方に設けられるルーフの収納スペースは、クローズ時には容量52リッターの荷室として利用できる。
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ルーフの開閉に要する時間は17秒。30km/h以下ならば、走行中でも操作できる。(写真をクリックすると、ルーフのオープン動作が見られます)
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3.8リッターV8ツインターボエンジンは、625psを発生。カーボン製のエンジンカバー(手前と奥の2ピースセット)は、34万6000円のオプションである。
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「MP4-12Cスパイダー」の0-100km/h加速タイムは3.1秒。最高速度は329km/hと公表されている。
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回転計を中心にすえるメーターパネル。その両サイドには、マルチインフォメーションディスプレイが配される。
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車体の鼻先は、ラゲッジルームにあてられる。その内壁には、細かなアイテムの散乱を防ぐためのネットも。
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走行モードは3種類。基本の「N(ノーマル)」に加え、ステアリングやスロットルのレスポンスが鋭くなる「S(スポーツ)」、ロールが事実上排除されるという「T(トラック)」が選択できる。
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ホイールは、形状や重量の異なる4タイプが用意される。「車両リフトシステム」を備えるテスト車は、必要に応じてフロントを40mm、リアを25mmリフトアップ可能。60km/hまでは、そのまま走ることもできる。
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可動式のリアウイング。状況に応じて大きく上方に立ち上がり、エアブレーキとして車体の減速メンバーとなる。
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左右のドアはご覧のような跳ね上げ式で、横方向にも、片側あたり497mm張り出す。開閉に際して、心理的には1m以上の空きスペースが欲しくなる。
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キャビンの基本構造は、ワンピースのバスタブ型。“モノセル”と呼ばれるそれは、強固なカーボン製で、ルーフの有無に関わらず高いボディー剛性をもたらすという。
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こちらはエアコンの調節スイッチ。左右のドアパネルに、それぞれ独立して備わる。
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ボディーカラーは、テスト車の「ヴォルケイノレッド」を含む、全17色が用意される。 【テスト車のオプション装備】 エリートペイント=62万2000円/カーボンファイバースプリッター=34万6000円/カーボンファイバーミラーケース=34万6000円/カーボンファイバーターニングベーン=34万6000円/カーボンファイバーディフューザー=48万4000円/カーボンファイバーエンジンカバー=34万6000円/スポーツエグゾースト=65万7000円/ステルスパック=12万5000円/ニュースタイルライトウェイト鍛造ホイール(TPMS含む)=58万8000円/ダイヤモンドカットフィニッシュ=27万8000円/スペシャルカラーブレーキキャリパー=13万9000円/セミアニリンスポーツインテリア(電動メモリーシート&ヒーター付き)=138万6000円/コントラスト・ステッチ=4万2000円/カーボンファイバーインテリアアップグレード=48万4000円/カーボンファイバーシートバック=48万4000円/カーボンファイバーシルパネル=34万6000円/カーボンファイバーホイールアーチ=34万6000円/パーキングセンサー(リア&フロント)=24万9000円/車両リフトシステム=55万9000円/専用フロアマット=4万9000円
『マクラーレンMP4-12Cスパイダー(MR/7AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る