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エンジンは「ジョンクーパーワークス」シリーズの中でも「ペースマン」や「クロスオーバー」などと同じ高出力版を搭載。ハッチバックのJCWより7psほど最高出力が高い。
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タイヤは「ジョンクーパーワークスGP」用に開発された専用のスポーツタイヤ。フローフォーミング製法で製造された軽量アルミホイールと組み合わされる。
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軽量化のためにリアシートは撤去。ボディー剛性を高めるための、赤いインナーバーが物々しい。
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ボディーカラーは専用色の「サンダーグレー・メタリック」のみ。ロワグリルの赤い穴は、ブレーキ冷却用のエアインテークだ。
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こちらのステアリングホイールも、じつは「GP」の専用品。他の「ジョンクーパーワークス」とは、生地のつなぎ目などが異なる。
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「ジョンクーパーワークス」シリーズには2012年にATが追加されたが、「GP」のトランスミッションはこれまで同様6段MTのみとなっている。
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ローダウンサスペンションにより地上高は90mmまでダウン。
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オースチンやモーリス時代のMINIをモチーフにしたという、丸いセンターメーターが特徴的なインパネまわり。
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シートはレカロ製の専用品。ヒーターを内蔵しており、寒い日でも快適にドライブを楽しめる。
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テールゲートに備えられたカーボン製のリアウイング。カーボン繊維特有の模様とも相まって、物々しい雰囲気を漂わせている。
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標準の「ジョンクーパーワークス」からは制御システムも一部を変更。「DTC(ダイナミック・トラクション・コントロール)」には新たに「GPモード」が追加された。
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リアバンパーの下には、レーシングカーをほうふつとさせる大型のディフューザーを装備。
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「SPORT」ボタンを押すと、エンジンレスポンスやステアリングの重さ、排気音が変わる。とはいえ、公道を走る上ではノーマル状態との差はそれほど感じなかった。ノーマルの段階で、すでに十分スポーティーだったのだ。
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『MINIジョンクーパーワークスGP(FF/6MT)【試乗記】』の記事ページへ戻る