
-
-
「SLS AMG」の動力性能やハンドリング性能を高めたモデルが「SLS AMG GT」。2012年11月に発売され、2013年春に納車が始まった。
-
ボディー各所のフィンやドアミラーなど、細部がグロスブラックに塗られるのがGT仕様の外観上の特徴。
-
6.2リッターV8自然吸気エンジンはGT専用のチューニングが施され、最高出力が標準モデル+20psの591psへ。アクセルレスポンスも向上した。
-
「SLS AMG」はフロントミドシップレイアウトをとり、エンジンはスカットルに寄せて搭載される。これと併せてトランスアクスル構造を採用。静的な重量配分は47:53とされる。
-
インテリアは、ブラックを基調に、随所にレッドステッチがあしらわれたGT専用仕立てとされる。
-
シートもGT専用品。背もたれと座面の中央部にアルカンターラが使用され、ヘッドレストにAMGの「アファルターバッハ」エンブレムがエンボス加工される。シートベルトも赤いタイプへ。
-
トランクの容量は176リッター。十分実用的だが、2人でゴルフは難しい?
-
GTでは細部がグロスブラック化されるだけでなく、ヘッドライトとリアコンビネーションランプもダークティンテッドタイプとされる。
-
標準型ではシルバーのフロントフェンダーフィンがグロスブラックへ。
-
メーターパネルもブラックの専用品へ。
-
7段のAMGスピードシフトDCTもGT専用制御とされ、シフトダウン時のダブルクラッチ機能などにより、M(マニュアル)モードでのシフトレスポンスが向上した。
-
ノーマルの「SLS AMG」ではオプションとなる「AMG RIDE CONTROLパフォーマンスサスペンション」が標準で装着される。よりハードなスプリングと、2段階切り替え式の電子制御ダンパーにより、フットワークはより軽快に。
-
タイヤサイズは標準型と同じ。テスト車のホイールはオプションのマットブラックペイントタイプ。
-
トランクリッドにはリトラクタブル式のリアスポイラーが隠れている。
-
リトラクタブル式のリアスポイラーは自動で立ち上がり、80km/h以下になると自動で格納される。スイッチでマニュアル操作も可能。
-
-
『メルセデス・ベンツSLS AMG GT(FR/7AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る