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スバル初のハイブリッド車となる「XVハイブリッド」。2リッターの4気筒水平対向エンジンに、10kWのモーター1基を組み合わせている。
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標準車との違いは意外と控えめ。外観では「HYBRID」のバッジのほか、ヘッドランプ、テールランプの青いアクセント、専用のアルミホイールなどが変更点となる。
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インテリアでは、ブルー基調の専用メーターがハイブリッドの目印。
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<プロフィール> 1986年入社。発動機実験第二課に配属され、初代「レガシィ」の1.8リッターエンジンを担当する。以後、レガシィのターボエンジン担当などを経て全パワーユニットのとりまとめを務めた。2008年よりHEV開発部主査として、今回のハイブリッドシステムを担当した。
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スバルのラインナップの最上級グレードは、ほとんどの場合ターボ車が担ってきた。上は「レガシィツーリングワゴン 2.0GT DITアイサイト」、下は「フォレスター 2.0XTアイサイト」。エンジンはともに2リッターの4気筒直噴ターボだ。(写真=富士重工業)
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スバルのハイブリッドシステムはかなり個性的。例えばパワートレインでは、HV化によって前後長が延びるのを避けるため、モーターをプライマリープーリーの後方に搭載している。詳細はこちらのニュースをどうぞ。
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荷室の床下に搭載される0.6kWhのニッケル水素バッテリー。スペアタイヤは搭載せず、フロントシート下のパンク修理キットで対応する。
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「XVハイブリッド」は、エンジンの始動時にはスターターモーターを、EVモードやアイドリングストップからのリスタート時には、通常は発電機として使用される「インテグレーテッドスタータージェネレーター」を使用する。他に例を見ないハイブリッドシステムのレイアウトに加え、寒冷地でのエンジンの始動性に配慮したためとか。
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