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モータースポーツで培ったさまざまなノウハウが注ぎ込まれた「ルーテシア ルノースポール」。絶対的なパフォーマンスだけでなく、日常的な使用で欠かせない快適性も重視されている。
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ルノーのM5M型1.6リッターの直噴4気筒ターボエンジンは、「ジューク」などに搭載される日産のMR16DDT(DIGターボ)型ユニットと基本的に同じもの。「ルーテシアR.S.」では200psと24.5kgmを発生する。
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快適性にも配慮された「シャシー スポール」と、よりハードな走りに対応した「シャシー カップ」(試乗車)の2種のシャシーセッティングが用意される。フロントサスペンション(マクファーソンストラット)には、メインダンパーのハウジング内部に、バンプストップラバーの機能を持つセカンダリーダンパーを組み込むHCC技術を用いた“ダンパー・イン・ダンパー”が装着される。
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ブラックトリムの中に、それとは対照的なオレンジが配されたインテリア。シートベルト、メーターの針、各所のステッチやフィニッシャーがオレンジとされる。
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新型「ルーテシアR.S.」には、「ノーマル」「スポーツ」「レース」という3種類の走行モードが用意される。最もハードな「レース」では変速時間が0.15秒まで短縮され(ノーマル時は0.2秒)、ESC(横滑り防止装置)は完全に解除される。
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トランスミッションは6段。EDCと呼ばれるデュアルクラッチ式が搭載される。シフトセレクターの手前(写真では左)に見える銀のボタンが、走行モード切り替え機構「R.S.ドライブ」の操作スイッチ。
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メーターのデザインはユニーク。2眼式メーター(左が回転計で、右が燃料計)同士を、寝かせた楕円(だえん)でつなぐ。
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シートはファブリック表皮のスポーツタイプ。オレンジステッチとR.S.ロゴがあしらわれる。
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リアシートにもオレンジのステッチとシートベルトが備わる。6:4の分割可倒式。乗車定員は5人。
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0-100km/h加速は6.7秒。先代モデルの6.9秒から0.2秒短縮された。
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ステアリングコラムにはチタン製のシフトパドルが備わる。右側が「+」で、左側が「-」。
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ボディーは5ドアのみ。リアドアのアウターノブはCピラーに備わる。
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ラゲッジスペースの様子。後席のシートバックは6:4の分割可倒式。(クリックするとシートの倒れるさまが見られます)
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生産はフランス・ノルマンディーのディエップ工場(かつてのアルピーヌの拠点)で行われる。
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ルノー・ルーテシア ルノースポール シャシー カップ
『ルノー・ルーテシア ルノースポール シャシー カップ(FF/6AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る