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同じ「A3」シリーズに属する「A3セダン」と「A3スポーツバック」だが、エクステリアで共通するパーツはヘッドランプ、グリル、サイドミラー、ドアハンドルのみだ。
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十勝サーキットの施設内に用意された特設コースを走る「A3セダン」。試乗は帯広、十勝の一般道と高速道路、そしてこの特設コースで実施された。
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横断幕に描かれたアウディのメーカーロゴ。4つの輪からなる「フォーシルバーリングス」とともに、ブランドスローガンの「Vorsprung durch Technik(技術による先進)」の文字が添えられている。
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「A3セダン」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4465×1795×1390mm。「アウディ80(B4)」と比べると、全長、全幅はほぼ同じだが、全幅は10cmほどこちらの方が幅広い。
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内装色はブラック基調のモノトーンが主で、外装色に応じてブラックとブラウンのツートンカラーも用意。
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今回試乗した「1.8 TFSIクワトロ」と、FF車の「1.4 TFSIシリンダーオンデマンド」には、写真のスポーツシートが標準装備される。
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リアシートは4:6の分割可倒式で、中央のアームレストには、トランクスルー機構も備わる。
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トランク容量はFF車の「1.4 TFSI」と「1.4 TFSIシリンダーオンデマンド」が425リッター、4WD車の「1.8 TFSIクワトロ」が390リッターとなっている。(写真をクリックすると、シートの倒れる様子が見られます)
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パワーユニットは、122psと140psの2種類の1.4リッター直4ターボと、180psの直4ターボの全3種類。
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「A3セダン」には3種類のエンジンが用意されているが、「クワトロ」フルタイム4WDシステムが用意されるのは「1.8 TFSI」のみ。
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「1.8 TFSIクワトロ」の駆動システムは、エンジン横置きのFFをベースにしたフルタイム4WD。後輪への駆動力の伝達には、ハルデックスカップリングを用いている。
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「アウディドライブセレクト」とは、状況に応じて「エフィシェンシー」や「コンフォート」「ダイナミック」などの走行モードを選べる可変制御システム。「1.4 TFSI」以外の全車に標準装備される。
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「1.8 TFSIクワトロ」には、トランスミッションに6段デュアルクラッチ式ATを採用。1.4リッターの2グレードには、同じデュアルクラッチ式ATでも7段のものを搭載している。
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雪道での「クワトロ」の実力に触れるべく行われた今回の北海道試乗だが、当日の道路状況はご覧の通り。一般道は、ところどころに雪や凍結部分が残る程度だった。
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今回のテスト車は、スタッドレスタイヤの「ミシュランX-ICE XI 3」を装着していた。
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アウディA3セダン1.8 TFSIクワトロ
『アウディA3セダン1.8 TFSIクワトロ(4WD/6AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る