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2013年1月のデトロイトショーで発表され、日本では同年12月にお披露目された新型「シボレー・コルベット」。7代目となる新型は、初代が「C1」、2代目が「C2」と呼ばれている通例に倣い、「C7」の愛称で呼ばれている。
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運転席を包むようにデザインされたインストゥルメントパネルが特徴的なインテリア。内装色は「アドレナリンレッド」「ジェットブラック」「カラハリ」「ブラウンストーン」の4色が用意されている。
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ボディーはエッジの立ったプレスラインが特徴。なお、コルベットは初代の頃から、ボディーの素材にFRPが採用されている。
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フロントフェンダーのそばには「STINGRAY(スティングレイ)」のバッジが。スティングレイは「C2」「C3」の頃に使われていた「コルベット」のサブネームであり、本国では実に36年ぶりに、この名前が復活することとなった。
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足まわりやエンジンなどに加え、「クーペZ51」ではシートもよりホールド性の高い専用品が装備される。
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標準グレードで460ps、「Z51」で466psの最高出力を発生する6.2リッターV8 OHVエンジン。「LT1」というエンジン型式は、「C3」や「C4」時代の高出力エンジンにも採用されていた懐かしの名前だ。
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リアウィンドウのそばに開けられたエアインテーク。トランスミッションやLSDを冷却するためのものだ。
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先代モデルでは「Z06」「ZR1」だけに使われていたアルミフレームを、「C7」では標準モデルでも採用。ボディー剛性が大幅に向上している。
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リアビューにすごみを添える4本出しのセンターマフラー。「Z51」には「パフォーマンスエキゾーストシステム」が標準装備される。
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丸4灯のデザインではなくなったテールランプも新型「コルベット」の特徴。その上に装備された黒いスポイラーは、「クーペZ51」の専用品だ。
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最大で、1.3Gもの横Gを発生させるという新型「コルベット」。0-60mph(0-96km/h)加速も3.8秒と、優れた動力性能を発揮する。
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「Z51」のタイヤサイズは、標準グレードよりひとまわり大きな、前=245/35ZR19、後ろ=285/30ZR20。ミシュランと共同開発したという同車専用の「パイロットスーパースポーツ」を装着する。
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トランスミッションには6段ATと7段MTの2種類を用意。シフトレバーの後方には「ドライバーモードセレクター」の操作ダイヤルが備わる。
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メーターは速度計のみをデジタル化した3眼式。走行モードなどによって、表示内容やデザインが切り替わる。
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燃費は、JC08モードの値は発表されていないが、米国EPA値は6段AT車で8.5km/リッター、7段MT車で8.9km/リッターとなっている(いずれも総合モード)。
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新型「コルベット」は、Bluetooth通信やオーディオなどを操作するインフォテインメントシステムの「シボレーMyLink」を標準装備。オプションでナビゲーション機能も用意されている。
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トランクルームには、2人乗りのスポーツカーとしては十分な容量を確保。クーペにはラゲッジネットと荷室用シェードが標準装備される。
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シボレー・コルベット クーペZ51
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『シボレー・コルベット クーペZ51(FR/6AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る