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従来型では上下に分割されていたフロントグリルが一体型に改められ、押し出しの利いた顔つきに。
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MINIならではのデザインアイコンを引き継ぎながらも、“再解釈”が加わっているのは内装も同じ。
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センターパネルには引き続きトグルスイッチが。中央の赤いのはエンジン・スタート/ストップ用スイッチ。
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トランクは従来モデルから51リッター増えて211リッター(VDA法)に。
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「クーパー」のエンジンは1.5リッターの直3ターボ。従来モデル(AT車)比で燃費は16%改善され、最高出力は10%向上した。このエンジンはBMWブランドの新型FF車「2シリーズ アクティブツアラー」にも搭載される。
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試乗車のインテリアサーフェスとシートの表皮色は「ファイヤーワーク」と呼ばれる複雑な織柄のもの。またシートの白いステッチは、よく見るとさまざまな色に“ムラ染め”する凝りよう。
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試乗車は6段AT搭載車。シフトセレクターのリング状の基部はドライブモード切り替え機構「MINIドライビング・モード」(オプション)のロータリースイッチを兼ねている。中立位置がMID(標準)、左に回すとSPORT(スポーツ)、右に回すとGREEN(エコ)の各モードに切り替わる。
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ヘッドランプの周囲にはLEDが組み込まれており「Ω」状に光るようになっている。
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「MINIクーパー」の動力性能は、0-100km/h加速が7.8秒で、最高速は210km/h(欧州仕様の場合)。ボディーのCd値は0.28。
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スピードメーターはインパネ中央からステアリングコラム上へ移動した。その左にはタコメーターが備わる。
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試乗車にはオプションの17インチタイヤ(ランフラット)が装着されていた。
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フロントホイールアーチの斜め上に備わるウインカー内蔵のオーナメント「サイドスカットル」のデザインも変わった。
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リアコンビネーションランプはより大型なものへ。フロント以上に見た目の印象が変わった。
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インパネ中央にはスピードメーターではなく8.8インチのワイドディスプレイが収まる。周囲にはLEDが組み込まれており、車両の状況に合わせて色が変化するようになっている。
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オプションでヘッドアップディスプレイを選択することもできる。コンバイナー(表示板)には車速のほか、ナビの表示やチューナー情報などを映し出す。
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センターコンソール部には、BMWのiDriveに相当するMINIコントローラーが用意される。
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従来型と比較して後席が広くなった。着座モデルは筆者自身。
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試乗車のボディーカラーはオプションの「ブレイジングレッド」。ホワイトかブラックのルーフ&ドアミラーキャップについては追加金なしで選択可能。
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MINIクーパー
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『MINIクーパー(FF/6AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る