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「650S クーペ/650S スパイダー」は、マクラーレンの主力モデル「12C」の販売開始(2011年前半)からおよそ3年後、2014年3月のジュネーブモーターショーでデビュー。翌4月には、日本でも実車が披露された。
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左右のドアは、天地方向に開く跳ね上げ式。ドアの後端(写真では上方)に、エンジンルームやルーフ格納スペースへのアクセスボタンが備わる。
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インテリアの造形は、「12C」と変わらない。表皮は総アルカンターラ張り。オプションで本革仕様にも変更できる。
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アナログ式のタコメーターを中心にすえるメーターパネル。左右には、車両の状態を示す液晶ディスプレイが配される。スピードメーターは、デジタル式。
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今回のテスト車は、オープンバージョンの「650S スパイダー」。道路の段差を乗り越える際などに有効な、車高の調節機構(オプション:57万6000円)を装備する。
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電動開閉式のルーフは、17秒以下で収納可能。30km/h以下であれば、走行中でも操作できる。(写真をクリックすると、ルーフのオープン動作が見られます)
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バスタブ型のカーボン製キャビンに抱かれるスポーツシート。テスト車のものには、シートヒーターとメモリー機能(セットで43万2000円)が備わる。
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センターコンソールには、特徴的な縦長のタッチパネル式液晶ディスプレイがレイアウトされる。(写真をクリックすると、画面の表示バリエーションが見られます)
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左右の座席間に並ぶスイッチ類。写真左側(車体後方)にはギアポジションの選択ボタンが、中央には電動式パーキングブレーキのスイッチが見える。その右側、走行モードの選択ダイヤルは、ハンドリングとパワートレインの2系統に分かれており、それぞれ独立して3段階に調節できる。
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「650S スパイダー」の最高速度は、「650S クーペ」比で4km/hダウンの329km/hと公表される。
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高速道路を行く「650S スパイダー」。0-100km/h加速に要する時間は、「650S クーペ」と同じ3.0秒。
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キャビンの後ろに搭載される、3.8リッターV8ツインターボ「M838T」ユニット。650psと69.1kgmを発生する。
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キャビン前方のスペースは、荷室にあてられる。内部側面には、小さな荷物や冊子の散乱を防ぐネットも備わる。
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ルーフの収納スペースは、ルーフクローズ時には荷室として利用できる。キャビン後方には電動の開閉機構を持つリアウィンドウ(写真中央)が備わるが、キャビンからこのスペースには直接アクセスできない。
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走行状態に応じて自動的に高さを変える、リアウイング。エアブレーキとしても機能する。(「スポーツ」モードまたは「トラック」モード選択時)
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マクラーレン650S スパイダー
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鍛造アルミホイールのサイズは、前:19インチ、後ろ:20インチ。組み合わされる「Pゼロ コルサ」は、マクラーレンとピレリとの共同開発によるもので、“MC1”というブランド名が与えられている。
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カーボン製のミラーケース。オプション価格は、36万円。
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エアコンのコントロールスイッチ。左右のドアそれぞれの内側にあり、運転席側と助手席側とで、独立した温度調節が可能となっている。
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『マクラーレン650S スパイダー(MR/7AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る