
-
-
「クーペのスタイリングと4ドアセダンの機能性を融合させた」という「4シリーズ グランクーペ」。日本では2014年6月に発売された。
-
「435iグランクーペ」には、「4シリーズ グランクーペ」最強となる3リッター直6ターボエンジンが搭載される。アウトプットは306psと40.8kgm。JC08モードの燃費値は、12.7km/リッターを記録する。
-
運転席まわりの様子。インテリアカラーとシートカラーの組み合わせは、テスト車のブラック×アイボリーホワイトを含め、計4タイプから選べる。
-
電動調節式のサイドサポートを持つ、「435iグランクーペ」のスポーツシート。表皮には、高級なダコタレザーがおごられる。
-
「4シリーズ グランクーペ」には、スタンダードモデルに加えて、デザインテーマに合わせたドレスアップが施されたグレード“ラグジュアリー”と“Mスポーツ”が用意される。今回のテスト車は後者で、高級かつスポーティーな内外装が特徴となっている。
-
リアクオーターガラス部。モデル名のエンブレムが添えられる。
-
2ドアクーペの「4シリーズ」よりも長くなだらかなルーフラインを持つ「4シリーズ グランクーペ」。ホイールベースは同寸で、ともに2810mmとなっている。
-
後席(写真)の頭上部分には、ヘッドクリアランスを確保すべく、くぼみが設けられている。中央席の座面が大きく盛り上がってはいるが、乗車定員は3人である。
-
「4シリーズ グランクーペ」最大の特徴となるのが、リアのハッチゲート。ルーフ後端を軸に大きく開閉する。
-
標準状態の荷室容量は、「4シリーズ クーペ」(445リッター)をしのぐ480リッター。後席を倒すことで最大1300リッターにまで拡大できる。背もたれの3分割機構は2万9000円のオプション。(写真をクリックすると、荷室のアレンジが見られます)
-
-
「4シリーズ グランクーペ」は、エンジンのパフォーマンス別に184psの「420i」、245psの「428i」、306psの「435i」の3車種がラインナップされる。
-
最上級モデルの「435iグランクーペ」では、ハンドル位置が左右から選択できる。ほかは右側のみとなる。
-
「約50:50の理想的な前後重量配分を目指した」とされる「435iグランクーペ」。車検証の記載重量は、前軸:後軸=840kg:850kg。
-
高速道路を走る「435iグランクーペ」。0-100km/hの加速タイムは、欧州仕様車で5.2秒と公表される。
-
大小4つのアナログメーターが並ぶ計器盤。速度計とエンジン回転計の内側に見られる赤いラインは、“Mスポーツ”ならではのデコレーションだ。
-
シフトレバーの傍らには、走行モードの選択スイッチやパーキングセンサーのon/offボタンなどが並ぶ。左側に見える円筒形のスイッチは、カーナビの操作や車両設定を行うためのiDriveコントローラー。
-
乗員を包み込むようなカーブを描く、後席の肩まわり。「3シリーズ」「4シリーズ」とは異なるディテールである。
-
「435iグランクーペ」の“Mスポーツ”には、シリーズ中最も大きな19インチアロイホイールが与えられる。その奥に見える対向4ピストン(フロント)のブレーキキャリパーと大径ブレーキディスクは、セットで10万3000円のオプション。
-
-
BMW 435iグランクーペ Mスポーツ
『BMW 435iグランクーペ Mスポーツ(FR/8AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る