
-
-
2.2リッターディーゼルがツインターボであるのに対し、新型「デミオ」に搭載された1.5リッターディーゼルエンジン(写真)はシングルターボとなる。最高出力は105ps。最大トルクは6AT仕様で25.5kgm、6MT仕様で22.4kgmを発生する。
-
「XDツーリング Lパッケージ」の室内。運転席まわりはドライバーが運転に集中できるようにデザインされている。ステアリングにはチルトだけでなくテレスコピック調整機能も備わっている。
-
「Lパッケージ」を選択するとシートがハーフレザー(クロス/レザー)となるほか、インパネやセンターコンソール側面、ドアの内張りなどもオフホワイト(合皮)のデコレーションが施される。
-
「XDツーリング」グレードには185/60R16サイズのタイヤ、および切削加工されたアルミホイールが標準で備わる。
-
S字コーナーを抜ける「XDツーリング Lパッケージ」。ボディーの全幅は1695mm。ゆえに5ナンバーを維持しているが、全長は4mを超えた。
-
「XDツーリング Lパッケージ」の後席。先代型のユーザーから不満が出ない広さを確保したというが、同じBセグメント車の「ホンダ・フィット」や「日産ノート」などとは居住性の“狙いどころ”が異なっている。
-
ラゲッジルームの容量は280リッター(DIN方式)。定員乗車時(後席使用時)の荷室寸法は幅が約1000mm、前後長が約666mm。後席シートバック(6:4分割可倒式)を倒せば、前後長は1332mmまで拡大される。
-
電動パワーステアリングのギア比は先代型の15.0から14.8に速められた。また、マツダの乗用車として初めてステアリングマウントをリジッド化し、リニアリティーとステアリング剛性を向上させた。
-
フロントサスペンションのキャスター角は従来型の3.3度から5.0度に拡大し、ステアリングの手応えと直進安定性を改善した。
-
1.3リッター直4ガソリンエンジンは従来どおり、ミラーサイクル(吸気バルブを閉じるタイミングを遅くして膨張比を大きくする)を採用しており、圧縮比は12.0に設定されている。92psと12.3kgmを発生。
-
MTは1.5ディーゼル車にも1.3ガソリン車にも用意される。しかし、前者が6MTとなるのに対し、後者は5MT(写真)となる。
-
1.3ガソリン車と1.5ディーゼル車のベースグレードには185/65R15サイズのタイヤが装着される。
-
1.3ガソリンの中間的グレード「13S」。ボディーカラーはディープクリスタルブルーマイカ。
-
「13S」のインテリア。黒を基調に、ネイビーブルーのファブリックとクロムシルバーをコーディネートしている。シートの中央部にはユニークなエンボス加工が施されている。1.5ディーゼルのベースグレード「XD」もこの内装になる。
-
1.3ガソリン車のATには走行モード切り替えスイッチ「ドライブセレクション」が付く。「Sport」にすると、トランスミッションが低いギアを維持するようになると同時に、スロットル特性が変わり、力強い加速を示すようになる。
-
「13S」グレードのリアビュー。
-
マツダ・デミオXDツーリング Lパッケージ
-
-
マツダ・デミオ13S Lパッケージ
-
-
マツダ・デミオ13S
-
『マツダ・デミオXDツーリング Lパッケージ/13S Lパッケージ/13S【試乗記】』の記事ページへ戻る