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2011年のデビューから3年を経て、すっかり「MINI」の派生モデルとして定着した「クロスオーバー」。SUVならではのルックスと、5ドアの利便性が特徴だ。
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インテリアのデザインは、おおむね従来モデルと共通。多彩に取りそろえられた色や加飾パネルも「MINI」の特徴で、テスト車は「カーボン・ブラック」の内装色と「ダーク・アンスラサイト」のサーフェイスを採用していた。
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「クロスオーバー」の「クーパーSD」には、「ペースマン」と同形状のスポーツシートが標準装備される。
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リアシートの定員は3人。13cmの前後スライド調整機構が備わる。
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「MINIクロスオーバー」に搭載されるディーゼルエンジンは日本のポスト新長期規制に対応。後処理はDPF(粒子状物質除去フィルター)とNOx吸蔵還元触媒で行う。
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ディーゼルエンジンを搭載した「MINIクロスオーバー」の燃費性能は、「クーパーD」が16.3km/リッター、「クーパーD ALL4」が15.6km/リッター、「クーパーSD」が16.6km/リッターとなる(いずれもJC08モード)。
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今回のマイナーチェンジにより、ガソリン車の「クーパーS」はカタログ落ち。「ジョンクーパーワークス」のような特殊なモデルを除くと、今回試乗した「クーパーSD」が最上級グレードとなる。
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「クーパーSD」に搭載される2リッター直4直噴ディーゼルターボ。143psの最高出力と31.1kgmの最大トルクを発生する。
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ディーゼルエンジン搭載車に組み合わされるトランスミッションは6段ATのみ。「ONE」や「クーパー」などに用意される6段MTの設定はない。
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「クーパーSD」の標準タイヤサイズは205/55R17だが、テスト車にはオプションの225/45R18サイズのタイヤが装着されていた。
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テスト車のボディーカラーは新色の「ジャングルグリーンメタリック」。外装には、ピアノブラックの加飾パーツなどからなる「ブラックデザインパッケージ」が採用されていた。
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今回のマイナーチェンジでは、フロントグリルの意匠を変更。グレードによる差別化が図られ、「クーパーSD」は黒を基調に赤い「S」のロゴをあしらったデザインとなった。
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インテリアでは、センターメーターの文字盤の色が、白から黒系の「アンスラサイト」に変更された。
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リアシートは4:2:4の3分割可倒式で、すべて前倒しすると1170リッターの積載スペースが得られる。(写真をクリックすると、シートの倒れる様子が見られます)
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MINIクーパーSD クロスオーバー
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『MINIクーパーSD クロスオーバー(FF/6AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る