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2010年のデビュー以来、初のマイナーチェンジが実施された第2世代の「ポルシェ・カイエン」。同時に、従来のハイブリッドモデル「カイエンSハイブリッド」はプラグインハイブリッドモデル「カイエンS E-ハイブリッド」に代わった。
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インテリアの基本デザインは、他の「カイエン」ファミリーと同じ。なだらかに傾斜するセンターコンソールが特徴的だ。
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ハイブリッドシステムのエネルギーフローは、インストゥルメントパネル中央の液晶画面で確認できる。
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現在ポルシェがラインナップする、PHV3モデル。写真左は今回のテスト車「カイエンS E-ハイブリッド」で、右手前がスーパースポーツ「918スパイダー」。その奥に並ぶのが、4ドアサルーン「パナメーラS E-ハイブリッド」である。
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メカニズムの特徴を示す「e-hybrid」エンブレム。「カイエンS E-ハイブリッド」の各所には、象徴的なアクセントカラーとして黄緑色が使われる。
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最高出力333psのガソリンエンジンに95psのモーターを組み合わせる、「カイエンS E-ハイブリッド」のパワーユニット。416psのシステム最高出力を発生する。
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助手席側(車体右側)から見たインテリア。センターコンソール部にはグラブバーが備わる。
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リチウムイオンバッテリーの容量は「パナメーラS E-ハイブリッド」のそれ(9.4kWh)よりも大きな10.8kWh。なお、先代モデル「カイエンSハイブリッド」は、容量1.7kWhのニッケル水素バッテリーを搭載していた。
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リアビュー。ほかの「カイエン」ファミリー同様、新デザインのリアコンビランプが採用されている。
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走行モードの選択は、シフトノブの手前にあるスイッチで行う。足まわりの調節ボタンも、この場所に置かれる。
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林間の道を行く。最高125km/hの速度まで、EVモードで走行できる。
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5連メーターの右から2番目は、液晶のハイブリッド専用インジケーターになっている。これにより、エネルギーの流れを可視化、ドライバーに知らせる。
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給電口は、左後ろのフェンダー部にレイアウトされる。家庭の電源で標準的な充電を行った場合、およそ3時間半で満充電となる。
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「カイエンS E-ハイブリッド」が0-100km/h加速に要する時間は5.9秒。ベーシックな「カイエン」(7.7秒)よりも大幅に速く、「カイエンS」(5.5秒)には一歩ゆずる。
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メーターの指針には、特徴的な黄緑色が使われる。
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ブレーキキャリパー(フロント:対向6ピストン/リア:対向4ピストン)のカラーリングも、黄緑色で統一される。
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ポルシェ・カイエンS E-ハイブリッド
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5つの円形で構成される計器盤。ステアリングホイールのスポーク部(写真手前)には、各種の操作スイッチがレイアウトされる。
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定員3人の後席。高出力モデルらしく、座面のサイドサポートが盛り上がる。
『ポルシェ・カイエンS E-ハイブリッド(4WD/8AT)【海外試乗記】』の記事ページへ戻る