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1980年代半ば、グループB時代のWRCで暴れまわったモンスターマシン「S1」。その名が約30年後、ホットハッチとして復活した。
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CWZ型2リッター直4ターボエンジン(231ps)は「S3」用(285ps)をデチューンしたものという。
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スポーティーな小径フラットボトム型ステアリングが装着される。ステアリングのアシストは「A1」では電動油圧式だったが、こちらでは純粋な電動モーター式に。
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トランスミッションの選択肢は6段MTのみ。
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タイヤサイズは前後とも225/35R18。テスト車にはブリヂストン・ポテンザS001が装着されていた。
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テールパイプは4本に(「A1」は左側2本のみ)。左側の2本には可変フラップが仕込まれており、アウディドライブセレクトを「ダイナミック」にすると排気音が変わる。
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クロスとレザーのコンビネーション・スポーツシートが標準装備。
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オプションでファインナッパレザー張りシートも選べる。後席の定員は2人(乗車定員は4人)。
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ステアリングギアは「A1」が16.2であるのに対し、「S1」では14.8まで速められている。
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左側のタコメーターのダイヤルには「S1」のロゴ入り。右側のスピードメーターには280km/hまで記される。
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ABCペダルには、標準でブラッシュステンレススチールの“キャップ”が付く。
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テスト車のボディー色はミサノレッド パールエフェクト。さらにピラー部とルーフ全体をペイントする「コントラストルーフ」オプション(8万円)を選択している。レッドの場合、ルーフは黒のほか、グレーとシルバーから選べる。
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0-100km/h加速は5.9秒で、80-120km/hの中間加速が6.6秒。最高速は250km/h。
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ルーフエンドに大型スポイラー。ボディーのCd値は0.34。
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4WD化によってリアサスペンションが4リンク式となり、トランク容量が「A1」の270リッターから210リッターへ減少した。後席は2分割可倒式。(クリックすると後席が倒れる様子が見られます)
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3ドア仕様「S1」のリアビュー。こちらの車両価格は410万円。つまりリアドア2枚分の値段は20万円。
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アウディS1スポーツバック
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ラゲッジルームのフロア下にはバッテリーや、ボーズ5.1chサラウンド・サウンドシステムのベースボックス(10.5リッターエンクロージャー)が隠れている(写真は「S1スポーツバック」)。
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「S1スポーツバック」
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3ドアハッチバックの「S1」。
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「S1」(3ドア)のリアシート。
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「S1」(3ドア)のラゲッジルーム。トランク容量は5ドア仕様と変わらぬ210リッター(VDA方式)。
『アウディS1スポーツバック(4WD/6MT)【試乗記】』の記事ページへ戻る