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大幅な改良を受け、2015年1月に発売された「マツダ・アテンザ」。新たに設定された「プロアクティブ」は、「アダプティブLEDヘッドライト」や「レーンキープ・アシスト・システム」などが標準装備された、中間グレードである。
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インテリアではインストゥルメントパネルまわりのデザインを一新。インフォテインメントシステムには、「アクセラ」から導入を進めている「マツダコネクト」が新たに採用された。
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「マツダコネクト」に搭載されるカーナビゲーション機能については、新たに日本製のシステムを採用(既存のマツダコネクトのものはハンガリー製)。使い勝手が大幅に向上した。
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予防安全に関する機能・装備の強化も今回のマイナーチェンジのトピック。緊急自動ブレーキやAT誤発進抑制制御機能が後進時にも作動するようになったほか、自車の後方だけでなく、側方から接近する車両も検知する「ブラインド・スポット・モニタリング」が新たに採用された。
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外観では、より水平基調を強めた新デザインのフロントグリルや、立体感を増した「シグネチャーウィング」などが、従来モデルとの違いとなっている。
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足まわりでは、新構造の前後ダンパーの採用や、フロントロアアームのブッシュ形状の変更などにより、スムーズでフラットな乗り心地を実現している。
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「XD」系のグレードに搭載される2.2リッター直4直噴ディーゼルターボエンジン。最高出力175ps、最大トルク42.8kgmを発生する。
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トランクルームについては従来モデルより大きな変更はなし。VDA方式で474リッターの容量を備えている。(写真をクリックすると、トランクスルーの様子が見られます)
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新機能の「アダプティブLEDヘッドライト」。ハイビーム使用時に前走車や対向車を検知すると、その方向に光を当てないようLEDを制御するというもので、他車のドライバーを眩惑(げんわく)させることなく、効率的に前方に光を照射できる。
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電動パーキングブレーキの採用により、従来モデルから様変わりしたセンターコンソール。シフトセレクターの後方には、「マツダコネクト」のコントローラーが備わる。
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シートについては、クッションを高振動吸収ウレタンとしたほか、前席にはサスペンションマットを採用。フィット感とホールド性が向上した。
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「アテンザセダンXDプロアクティブ」のリアシート。上級グレードの「Lパッケージ」には、マツダ車では初となる後席シートヒーターが採用された。
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マツダ・アテンザセダンXDプロアクティブ
『マツダ・アテンザセダンXDプロアクティブ(FF/6AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る