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「スズキ・エスクード」は1988年にデビュー。初代、2代目はコンパクトクラスだったが、3代目は実質「グランドエスクード」の後継を担うミドルサイズSUVとして登場。4代目で、ふたたびコンパクトクラスに戻る格好となった。
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4代目「エスクード」のインテリア。内装色は黒のみ。インストゥルメントパネルには金属調の装飾パネルが装着されている。
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シート表皮は本革とスエード調合皮のコンビタイプ。4WD車の前席には、2段階の温度調整機構付きシートヒーターが備わる。
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6:4分割可倒式のリアシート。構造はシンプルで、センターアームレストやアームレストスルーなどは用意されていない。
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4代目「エスクード」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4175×1775×1610mm。ライバルの「ホンダ・ヴェゼル」や「マツダCX-3」と比べ、全長が100mmほど短い。
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荷室容量は2列目シートを起こした状態で375リッター。床面の高さを2段階に調整できるラゲッジボードが標準装備される。(写真をクリックすると、ラゲッジボードやシートのアレンジを見ることができます)
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小物入れの仕切り板は脱着式で、これをはずせば長さのある荷物を横方向に積むことが可能。はずした仕切り板はトノカバーの裏側に収納できる。
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フタをかぶせたようなボンネットの形状や、多角形型のヘッドランプ、フェンダーの張り出しなど、フロントまわりの意匠は3代目「エスクード」に通じるものとなっている。
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4WDシステム「ALLGRIP」は、「LOCK」以外の走行モードでも空転輪した前後2輪(対角輪)にブレーキをかける専用の制御が入った。また「LOCK」選択時には空転輪に強力なブレーキをかけ、グリップしているタイヤにより強力な駆動力をかけられるようにするなどの改良が施されている。
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4代目「エスクード」には、ミリ波レーダーを用いた運転支援システム「レーダーブレーキサポートII」が標準装備される。
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カメラカーを前走車に見立て、アダプティブクルーズコントロールの制御を試す4代目「エスクード」。
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4代目「エスクード」の燃費性能は、FF車で18.2km/リッター、4WD車で17.4km/リッターとなっている(ともにJC08モード)。
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外装では、LEDヘッドランプやフロントフォグランプ、アルミホイールなどが標準装備となる。
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「M16A」と呼ばれる自然吸気の1.6リッター直4エンジン。海外では、1.6リッター直4ディーゼルターボエンジンも用意されている。
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トランスミッションはトルコン式6段AT。手動変速も可能で、ステアリングホイールにはシフトパドルが装備される。
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4代目「エスクード」のタイヤサイズは215/55R17。プラットフォームを共有する「SX4 Sクロス」と比べ、幅、外径ともに一回り大きめのサイズとなっている。
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スズキ・エスクード
『スズキ・エスクード(4WD/6AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る