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「GT4」はサーキット走行を想定した「ケイマン」の高性能モデル。2015年3月のジュネーブショーで世界初公開された。
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「ケイマンGT4」のインテリア。「ケイマンGTS」のものより10mm小さな、360mm径のスポーツステアリングホイールが装備されている。
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リアバンパーに施された「GT4」のロゴ。
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「ケイマンGT4」は0-100km/h加速が4.4秒、最高速が295km/hという動力性能を実現している。
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自然吸気の3.8リッター水平対向6気筒直噴エンジン。シフトダウン時に自動でエンジン回転数を合わせ、すばやいシフト操作をアシストするブリッピング機能が備わっている。
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タイヤサイズは前が245/35ZR20、後ろが295/30ZR20。サーキットでの運動性能を重視した「ミシュラン・パイロットスポーツカップ2」が装着されていた。
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ボディーカラーは全12色。メタリックカラーはいずれも15万円の有償色となる。
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「ケイマンGT4」では、サーキット走行を想定して「ポルシェ・スタビリティ・マネージメントシステム(PSM)」の制御を最適化。また制御の介入を「横滑り防止機能のみカット」「ABSを除くすべての機能をカット」の2段階で解除することができる。
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インナードアハンドルは「911 GT3 RS」と同じくストラップ式で、車内からは、写真のストラップを引っ張るとドアが開けられる。
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「GT4」に標準装備されるアルカンターラとレザーのコンビシート。オプションでCFRP製のフルバケットシートも用意されている。
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路面状況に応じてダンパーの減衰力を調整するアクティブサスペンションについても、サーキット走行を考慮した改良が施されている。
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「ケイマンGT4」には機械式LSDや、コーナリング時にリアの内輪にブレーキをかけるベクタリング機能が標準装備される。
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テールゲートに装備されたCFRP製の大型リアウイング。走るコースに応じて、ウイングの取り付け角度を調整できる。
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トランスミッションは6段MTのみ。「ケイマンGTS」などに設定のある7段デュアルクラッチ式ATは用意されていない。
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専用設計のエアロパーツや大型化されたエアインテークなど、「ケイマンGT4」ではダウンフォースの強化とエンジンやドライブトレインの冷却のため、ボディーの各部に改良が施されている。
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メーターまわりは、エンジン回転計の文字盤に施された「GT4」のロゴ以外、大きな変更点はない。オプションの「スポーツクロノパッケージ」装着車では、右側のマルチインフォメーションディスプレイにストップウオッチ機能が追加される。
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エキゾーストシステムには、フラップをコントロールすることで排気音を切り替える機構が備わっている。
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ポルシェ・ケイマンGT4
『ポルシェ・ケイマンGT4(MR/6MT)【試乗記】』の記事ページへ戻る