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「ケイマン」シリーズの中で最もレーシーな性格が与えられた「ケイマンGT4」。2015年3月のジュネーブショーでデビューした。
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テスト車には18way電動調整機能付きの「アダプティブスポーツシート」が備わっていた。このほか、より軽量なCFRP製フルバケットシートも用意される。
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「ケイマンGT4」のシャシーおよびブレーキシステムには「911 GT3」のコンポーネンツがそのまま流用されている。写真は、メーター上に表示されるイメージ映像。
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フロント下部には、ダウンフォースを発生させて走行安定性を高めるための、リップスポイラーが装着される。
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エクステリア最大の特徴となる固定式リアスポイラーはカーボン製。
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インテリアの様子。「ケイマンGTS」のものよりも直径が10mm小さい、360mm径のスポーツステアリングホイールが装備されている。
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「ケイマンGT4」のドアパネル(内側)。軽量化のために、ドアハンドルはストラップ式になっている。
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「ケイマンGT4」には、シリーズで最大の排気量となる3.8リッター水平対向6気筒エンジンが搭載される。他モデルの排気量は、「ケイマン」が2.7リッターで、「ケイマンS」と「ケイマンGTS」が3.4リッター。
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0-100km/h加速タイムは4.4秒。最高速度は295km/hと公表される。
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中央のエンジン回転計には「GT4」のロゴが記されている。左には330km/hまで刻まれた速度計が、右にはマルチインフォメーションディスプレイが配置される。
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「ケイマンGT4」のトランスミッションは6段MTのみ。
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スポーツエキゾーストシステムがおごられる「ケイマンGT4」。マフラーエンドは、センターの2本出し。
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「ケイマンGT4」には、機械式のLSD(リミテッド・スリップ・ディファレンシャル)と、トルクベクタリング機能「PTV」が標準で与えられる。
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ホイールのサイズは、前後とも19インチ。その奥に見える「PCCB(ポルシェ・セラミック・コンポジット・ブレーキ)」は、132万9000円のオプション。
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フロントボンネットの下は、容量150リッターのラゲッジスペースになっている。
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リアのラゲッジスペース(写真手前)の容量は184リッター。エンジンはその前方、キャビンとの間に縦置きされる。
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ポルシェ・ケイマンGT4
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「ケイマンGT4」には、スモークタイプのテールランプが採用されている。
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「GT4」のロゴが刻まれた、オリジナルデザインのドアシルプレート。
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『ポルシェ・ケイマンGT4(MR/6MT)【試乗記】』の記事ページへ戻る