「AMORE FIAT BIRTHDAY 2016」の会場から
2016.07.11
画像・写真
FCAジャパンは2016年7月3日、フィアットのオーナーズイベント「AMORE FIAT BIRTHDAY 2016」を千葉県市原市のオートキャンプ場「一番星ヴィレッジ」で開催した。夏空の下、美しく映える緑に囲まれた会場には、「500」を中心に個性豊かなフィアット車が顔をそろえた。
AMORE FIAT BIRTHDAYは、フィアットの歴史的名車となった2代目の500、そして2代目をモチーフに誕生した現行モデルが世に送り出された7月4日の誕生日を祝うイベントだ。
会場となったのは、都心から70分ほどの場所にあるオートキャンプ場で、敷地面積はなんと東京ドーム13個分という。そんな広い敷地の一角に色とりどりの500が並ぶ姿は、まさに青空500博物館のよう。「グッチ」「ディーゼル」「ピンク!」、アバルトの「トリブートフェラーリ」など、ちょっと見渡すだけで希少な限定モデルを見つけることができた。また、集まったのは現行モデルの500だけでなく、「ムルティプラ」や「バルケッタ」「パンダ」などの、個性あふれるさまざまなフィアット車が集結。クラシックモデルで参加するオーナーもおり、イタリア人がこよなく愛する2代目ことヌオーバ500の姿も多く見受けられた。
シンボルツリーの下に設けられたステージでは、ファンクバンドK-106のライブパフォーマンスや、フィアットクイズ大会などを実施。クイズの特賞として、現行型500がデビューした際にイタリアの時計ブランド、LOCMANが販売したコラボレーションウオッチが1名にプレゼントされた。LOCMAN広報によると、本国で保管されていた時計を特別に提供したとのこと。当選者には、イベント参加のよい記念となったことだろう。
イベントには特別ゲストとして、ヌオーバ500でイタリアから日本まで旅してきたイタリア人青年ふたりが登場。彼らはヌオーバ500を相棒に、子供たちの夢を集めるプロジェクト「500 dream in 500」を行いながら、ヨーロッパとアジアの各地をまわり、1年かけて自走で日本までやってきたという。ルーフレールに荷物を満載した彼らの小さな愛車からは、長旅を終えてやってきた冒険者の風格が感じられた。
会場内ではピッツァづくり教室や子供向けのサッカー教室も実施。お昼にはイタリア・トスカーナ地方のミネラルウオーターとイタリアンランチボックスが振る舞われ、参加者はイタリア尽くしの一日を豊かな自然の中で満喫することができた。
(文と写真=大音安弘)
-
1/30フィアットの公式イベント「AMORE FIAT BIRTHDAY」には、今年も「500」を中心に個性豊かなフィアット車が集まった。
-
2/30今年の開催地は、千葉県市原市にある自然豊かなオートキャンプ場「一番星ヴィレッジ」。駐車エリアは、どこをみても「500」だらけだ!
-
3/30オートキャンプ場のシンボルツリーの下に設置されたメインステージ。会場へのアクセスは、都心から70分ほどと好立地にある。
-
4/30MCを務めたのは、お笑いコンビのインディアンス。開会式ではFCAジャパンのマーケティング本部長であるティツィアナ・アランプレセ氏が来場者たちを歓迎した。
-
5/30特別ゲストとして姿を現したのは、ルーフラックに荷物を満載した「ヌオーバ500」。その正体は?
-
フィアット の中古車webCG中古車検索
-
6/30クラシックな「500」で登場したゲストは、LUCA BONVENTRE氏とANDREA BONVETRE氏のふたり。彼らはイタリアから日本まで1年かけて自走で旅してきたという。
-
7/30会場では、バリスタの中川直也さんがいれた本格エスプレッソコーヒーが振る舞われた。コーヒーは、ナポリを代表するコーヒーメーカー「KIMBO」のものだ。
-
8/30ピッツァづくり教室も開講。参加者は用意された生地を使い、ピッツァの成形やトッピングに挑戦。焼きたてが味わえるとあって大好評だった。
-
9/30ステージでは、昨年も同イベントに参加したファンクバンド、K-106によるライブパフォーマンスも実施。会場を盛り上げた。
-
10/30「500X&Pandaオフロードチャレンジ」と題した同乗走行体験も行われ、参加者は丸太のコース上を楽々とクリアするフィアットのオフロード性能を体感した。
-
11/30インストラクターのドライブで、丸太をしいたコースに挑む「パンダ4×4」。
-
12/30爆発的人気となった現行型のモチーフとなった「ヌオーバ500」も大集結。その愛らしい姿には、つい目を奪われてしまう。
-
13/30近年で最もユニークなフィアットともいえる2代目「ムルティプラ」の姿も見られた。
-
14/302代目の「ヌオーバ500」と現行型「500」の誕生日である、7月4日を祝う装飾を施した500の姿も……。
-
15/30子供向けサッカー教室でコーチを務めたのは、元Jリーガーの矢野マイケル氏。
-
16/30さまざまなダンスステップを使ったフィットネスであるズンバ体操のプラグラムでは、参加者は陽気なラテン音楽に合わせて楽しみながら汗を流した。
-
17/30映画『ルパン三世 カリオストロの城』のモディファイを施したチンク。R-33とは、劇中に登場するルパン3世の愛車のナンバーだ。
-
18/30イタリアの時計ブランド、LOCMANは、クイズ大会の景品として、「500」とのコラボウオッチを提供。既に終買のレアアイテムだ。
-
19/30ステージ前には、フィアット最新のフルラインナップ展示と、記念撮影用のボードが設置されていた。
-
20/30来場者全員に提供されたイタリアンランチボックス。添えられたミネラルウオーターは、トスカーナ地方で採水された「アクアバンナ」とするなど、まさにイタリア尽くし。
-
21/30自然豊かな会場で、参加者たちは思い思いに天候に恵まれた日曜のひと時を楽しんだ。
-
22/30フィアットのライトウェイトオープンカーである「バルケッタ」。
-
23/30フェイスリフトにより、おとなしいマスクへと変身した後期型の2代目「ムルティプラ」。
-
24/30唯一ピンクを採用した限定モデル「500 ピンク!」。世界限定600台のうち、50台が日本に導入された。
-
25/30イタリアのファッションブランドGucciとのコラボモデル、「500 by Gucci」。「500C」ベースのものも存在する。
-
26/30実は日本限定モデルである「500バニラカラー」。ルパン三世の愛車をほうふつさせる色だ。
-
27/30フェラーリの名を冠したアバルトの限定車が「695トリブートフェラーリ」。発売当時はアバルトの最強スペックを誇った。
-
28/30すっかり希少な存在になってしまった初代「パンダ」。日本でも高い人気を誇ったフィアットの一台だ。
-
29/30黒い2代目「パンダ」と白い現行型パンダ。フォルムに共通性は感じられるが、3代目はより大型化したことがわかる。
-
30/30楽しい時間はあっという間。来年の再開を願いながら、オーナーたちはそれぞれの帰路へとついた。