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2/20「プリウスPHV」は、「プリウス」「ミライ」とともに、トヨタの“環境3兄弟”として位置付けられる存在。2017年2月にフルモデルチェンジして発売された。
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3/20リチウムイオン電池の小型軽量化と大容量化により、プラグインハイブリッドシステムが大幅に強化された。EV走行可能な距離は、先代モデルの26.4kmに対し、新型では68.2kmとなっている。
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4/20ハイブリッドシステムは、基本的に「プリウス」と同じものを採用。1.8リッター直4エンジンにモーターが組み合わされる。
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5/20インテリアで目を引くのは、センターに備わる11.6インチのタッチスクリーンパネル。マップやオーディオ以外にも、プラグインハイブリッドシステムの作動状況などを表示させることができる。
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6/20試乗した「S“ナビパッケージ”」のファブリックシート。表皮には光沢フィルムが織り込まれており、凹凸の付いた網目状の模様を、より立体的に見せている。
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7/20後部座席は2人乗車となる。センターのアームレストは、開くと収納スペースとしても機能する。
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8/20シフトセレクター(写真中央の青いレバー)の周辺には、走行モード切り替えなどの各種スイッチが備わる。一番左は「HV/EV切り替えスイッチ」で、長押しすると、ハイブリッド走行と充電を同時に行う「バッテリーチャージモード」を選択できる。
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9/20試乗車のボディーカラーは、「プリウスPHV」のために開発されたという「スピリテッドアクアメタリック」。
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10/20試乗車はオプションのソーラールーフパネルを装着していた。1日につき最大で6.1kmを走行するだけの電力を生み出すことができる。
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11/20給電口はリアタイヤの上部に備わる。左が100V/200Vの普通充電用で、右が急速充電用。急速充電を利用すると、約20分で80%の充電ができる。
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12/20リアゲートのガラスは、中央にくぼみが設けられた「ダブルバブルウィンドウ」。デザインのアクセントとなるだけでなく、空力を高める効果もあり、燃費性能や運動性能の向上に寄与するという。
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13/20「プリウス」に比べると力強さを増したフロントマスク。グリルの内部にはシャッターが備わっており、エンジンが冷えた状態ではシャッターを閉じ、暖気を速めることができる。
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14/20メーターパネルもフル液晶タイプで、詳細な燃費や電費などを表示させることができる。今回の試乗では380kmあまりを走行し、車載燃費計の数値では21.6km/リッター、満タン方による計測では20.0km/リッターを記録した。
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15/20試乗車のタイヤは「ブリヂストン・エコピアEP150」。安全性能や操縦性能を維持しつつ、転がり抵抗の軽減を追及したというエコタイヤだ。
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16/20「プリウスPHV」には、衝突回避支援パッケージの「Toyota Safety Sense P」が全車に標準で備わる。
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17/20試乗車にはオプションのアクセサリーコンセントが装着されていた。走行用バッテリー、またはハイブリッドシステムを使って発電した電気から、家庭用と同じ100Vで外部給電することができる。コンセントはセンターコンソール後端(写真)のほか、荷室内にも設置される。
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18/20荷室の容量は360リッター。リアシートを倒すことで、最大1200リッターまで拡大できる。(写真をクリックすると、シートが倒れる様子を見られます)
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19/20トヨタ・プリウスPHV S“ナビパッケージ”
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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