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2/221941年に登場した軍用車「ウィリスMB」を“祖先”とするジープの本格クロスカントリーモデル「ラングラー」。「JL」と呼ばれる新型は、2017年のロサンゼルスモーターショーで発表された。
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3/22機能性、操作性を第一としつつ、エアコン吹き出し口にクローム装飾を施すなどして質感を高めたインテリア。ダッシュボードの中央には、ジープ最新のインフォテインメントシステムである第4世代Uconnectが装備される。
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4/22シートにはブラックおよびブラック×ヘリテージタンのツートンの2種類の色を用意。試乗した「ルビコン」にはブラックのレザーシートが装備されていた。
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5/224ドアモデル「アンリミテッド」のリアシート。ホイールベースの拡大によって増した空間のゆとりに加え、背もたれの形状や角度の最適化により、快適性が大幅に向上している。
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6/22悪路走破性能を高めた「ルビコン」については、2019年春以降の日本導入予定となっている。
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7/22新型「ラングラー」の3アングルは、アプローチアングルが44°、ブレークオーバーアングルが22.6°(4ドアの数値。2ドアは27.8°)、デパーチャーアングルが37°。最低地上高は200mmで、最大渡河深度は76.2cmとされている。
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8/22「ルビコン」には前後2つのロッキングディファレンシャルや、フロントスウェイバーの切り離し機構、4:1という、より低いローレンジを持つ「ロックトラック4×4フルタイムシステム」などが装備される。
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9/22テスト車の「ルビコン」には、オフロード性能を重視したBFグッドリッチのSUV用タイヤ「マッドテレーンT/A MK2」が装着されていた。
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10/223.6リッターV6 DOHCエンジンについては、インテークバルブのリフト量を切り替えるバルブリフト機構を採用するなどの改良を実施。8段ATの採用とも相まって、従来モデルから23%の燃費向上を実現したという。
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11/22最小回転半径は大幅に改善されており、4ドアモデルは先代より0.9m小さい6.2mに、2ドアモデルは同じく0.7m小さい5.3mとなった。
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12/22オンロードでの走りについては、フロントウィンドウの傾斜角を5.8°寝かせるとともに、新たに合わせガラスを採用。空気抵抗や走行ノイズの低減を図っている。
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13/22最高出力272ps、最大トルク400Nmを発生する2リッター直4ツインスクロールターボエンジン。燃費は11.5km/リッター(JC08モード)で、レギュラーガソリンに対応している。
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14/22「スポーツ」のタイヤサイズは245/75R17。試乗車にはブリヂストンのSUV用タイヤ「デューラーA/T RH-S」が装着されていた。
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15/22新型「ラングラー」では視認性も改善。従来モデルよりガラスエリアの下端を下げたり、スペアタイヤの搭載位置を下げたり、リアシートのヘッドレストに折りたたみ機構を設けたりといった改良がなされている。また、日本仕様ではバックモニターが標準装備となる。
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16/22丸目2灯のヘッドランプをグリルに食い込ませたクラシカルなフロントマスクは、往年の「CJ-5」をモチーフにしたもの。一方、上級グレードでは灯火類をすべてLEDとするなど、ディテールはぐっとモダンになった。
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17/22「スポーツ」に装備される布製のバケットシート。日本発売記念仕様車の「サハラ ローンチエディション」には、レザーシートが装備される。
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18/22センターコンソールにそびえる「850RE」型トルコン式8段ATのシフトレバー(右)とトランスファーレバー(左)。トランスファーレバーの操作は固めで、なかなかの“力仕事”となる。
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19/22メーターは2眼式で、中央部にインフォメーションディスプレイを搭載。表示はきちんと日本語に対応している。
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20/22日本人の「ラングラー好き」は世界的にも突出している。約4割というブランド内シェアは世界のどの市場よりも高いし、販売台数を見ても、アメリカに次いで第2位となっている。
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21/22ジープ・ラングラー アンリミテッド ルビコン
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22/22ジープ・ラングラー アンリミテッド スポーツ

サトータケシ
ライター/エディター。2022年12月時点での愛車は2010年型の「シトロエンC6」。最近、ちょいちょいお金がかかるようになったのが悩みのタネ。いまほしいクルマは「スズキ・ジムニー」と「ルノー・トゥインゴS」。でも2台持ちする甲斐性はなし。残念……。
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