新型「トヨタ・スープラ」発表会の会場から
2019.05.17 画像・写真2019年5月17日、トヨタのFRスポーツカー「スープラ」の新型が国内で発売された。発表の場となった東京・青海のMEGA WEBには、歴代のスープラもずらり勢ぞろい。カスタマイズカーやコンセプトカーも並んだ会場の様子をリポートする。
◆関連ニュース:「トヨタ・スープラ」が17年ぶりに復活
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1/31長いブランクを経て日本市場に復活した、トヨタのFRスポーツカー「スープラ」。2019年5月17日に販売が開始された。
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2/31トヨタ初のマットカラー「マットストームグレーメタリック」をまとう最上級グレード「RZ」。その2019年度生産分は、わずか24台の限定販売となる。
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3/31大きく張り出したリアフェンダーが、走りのパフォーマンスをイメージさせる。
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4/31マフラーエンドは左右振り分けの2本出し。ディフューザーや個性的な形状のリアコンビランプが目を引く。
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5/31新型の正式名称は、これまでと同じ「トヨタ・スープラ」。マーケティング活動における名称として「GRスープラ」も用いられる。
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6/31開発がうわさされていた時期、ファンの間で“取り付け位置”が注目されていたフロントのナンバープレートは、ごらんのポジションに定まった。
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7/31新型「BMW Z4」と主要なメカニズムを共有する「スープラ」だが、インテリアの基本的なデザインは、さほど似ていない。
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8/31インテリアは、水平基調のインストゥルメントパネルが特徴。「高速走行時の見晴らし性や車両の姿勢変化のつかみやすさを考慮してのデザイン」とアピールされる。
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9/31アルカンターラと本革で仕立てられたスポーツシート。写真は「SZ-R」のもの。
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10/31トランスミッションは8段ATのみ。シフトレバーの周辺には、走行モードのセレクターや電動パーキングブレーキのスイッチが並ぶ。
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11/31「スープラSZ-R」のキー。その形状は、どこかBMWブランドのデザインを連想させる。
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12/31荷室の容量は290リッター。奥行きは785mmで、幅は960~1121mm、深さは最大387mmとなっている。
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13/31ボンネットはフロントフェンダーの上部までを占め、大きく開く。
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14/31エンジンは3リッター直6ターボと2リッター直4ターボ(写真)の2本立て。後者はチューンの異なる2種類が用意される。
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15/31「SZ-R」グレードの18インチホイール。タイヤはミシュランの「パイロットスーパースポーツ」が組み合わされる。
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16/31複雑な造形のフロントまわり。フルLEDの6灯式ヘッドランプは、全グレード共通の装備。
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17/31発表会でプレゼンテーションを担当したのは、GAZOO Racing Companyプレジデントの友山茂樹氏。取り扱い製品の詳細は明らかにされなかったものの、先代80型スープラや先々代70型スープラのカーライフをサポートする、パーツの再生産プロジェクトも発表された。
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18/31発表会では、「スープラ」と関係の深いレーシングドライバー脇阪寿一を交えたトークセッションも実施された。写真は新型スープラの開発を振り返っている場面で、画面に映し出されている「Supra is Back」の文字は、トヨタの豊田章男社長直筆のものという。
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19/31会場となったMEGA WEBには、思い思いのカスタマイズが施された旧型「スープラ」も並べられた。
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20/31発表会場に展示された、先代80型「スープラ」のカスタマイズ車。
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21/31新型「トヨタ・スープラ」のボディーカラーは全8色。写真手前は「プロミネンスレッド」で、奥は3万2400円のオプションカラー「ライトニングイエロー」。
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22/31「GRパーツ」と名付けられた純正オプションをフル装備した「スープラSZ-R」。
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23/31写真の「GR 19インチ鍛造アルミホイール」は、1台分(4本)で69万1200円のオプションとして提供される。
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24/31各オプションパーツの価格は、リアバンパー部の「GRリアサイドスポイラー」が17万2800円で、バックドア後端の「GRトランクスポイラー」が21万6000円。ドア部の「GRサイドドアガーニッシュ」が39万9600円。
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25/31“Mr.Supra”といわれるレーシングドライバー織戸 学とHKSがカスタマイズした「スープラRZ」。専用開発のサスペンションと排気系パーツが装着されている。
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26/31会場には、2019年1月の東京オートサロンで公開されたコンセプトカー「GRスープラ SUPER GTコンセプト」の姿も。
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27/31新型「スープラ」のデザインの源流となっているコンセプトカー「FT-1」。2014年1月の北米国際自動車ショーに「トヨタの将来的なスポーツカーデザインをうらなうモデル」として出展され、話題になった。
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28/31コンセプトカー「FT-1」のリアビュー。今回の量産型「スープラ」と見比べてみると、なかなか興味深い。
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29/31MEGA WEBには、タミヤのRCカー体験ブースも設けられた。写真の「トヨタGRスープラ RCモデル」は2019秋ごろに発売される予定。「マットストームグレーメタリック」のボディーカラー(写真左)は、ポリカーボネートの透明ボディー内側にグレーを塗り、外側からつや消しのクリアを吹き付けることで再現されている。
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30/312019年8月には、新型「スープラ」のトミカ(タカラトミーのミニチュアカー)がラインナップされる。価格は450円(税別)。
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31/31この日は、東京・青海の発表会場から東京・代官山まで、「スープラ」オーナーによる記念のパレードランも実施された。写真は出発前のワンシーン。