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2/272019年9月17日に発売された「日産スカイライン」のマイナーチェンジモデル。同年7月16日の受注開始から9月4日までで1760台のオーダーがあったそうだ(月販目標は200台)。フロントマスクは他の日産車と共通の「Vモーショングリル」に変更された。
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3/27リアコンビランプは「スカイライン」伝統の丸目4灯タイプに変更された。
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4/27フロント、リア(写真)ともインフィニティエンブレムを捨てて日産エンブレムに。ガーニッシュ内には「SKYLINE」ロゴも加えられた。
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5/27グレード構成はガソリン、ハイブリッド共通の「GT」「GT Type P」「GT Type SP」に加えて、ガソリンにはさらに高性能モデル「400R」もラインナップされる。テスト車はガソリンモデルのGT Type Pだった。
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6/27これまでガソリンモデルにはダイムラーから供給を受ける2リッターターボエンジンが搭載されていたが、すべて自社製の3リッターV6ツインターボエンジンに置き換えられた。
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7/27「GT Type P」に搭載されるVR30DDTT型3リッターV6ツインターボエンジンは最高出力304PS、最大トルク400N・mを発生する。
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8/27「GT Type P」では18インチのタイヤ&ホイールがスタンダード。テスト車には「ブリヂストン・ポテンザS001」のランフラットタイヤが装着されていた。
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9/27VR30DDTTユニットは低回転域から豊かなトルクを発生しながら、7000rpm強のリミットまでスパッと回りきる気持ちのいいエンジンだった。
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10/27ガソリン車にこれまでオプションとして設定されていたステアリングバイワイヤ機構「ダイレクトアダプティブステアリング」は全車に標準装備となった。
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11/27インテリアデザインは基本的に従来型と共通。つながる機能を強化したインフォテインメントシステムが新しい。
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12/27無線通信による地図の自動更新機能やスマートフォンと連携したナビゲーション機能などからなる「Nissan Connect」機能を搭載。
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13/27トランスミッションは7段のトルコン式AT。マニュアル変速も可能だが、シフトパドルは備わっていない。
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14/27ガソリンモデルはFR車のみのラインナップ。4WD車はハイブリッドのみに設定されている。
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15/27メーターパネルはシンプルな2眼式。センターのマルチインフォメーションディスプレイにはADASの作動状況などを表示できる。
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16/27前席の電動調整機構は全車に標準装備。「GT Type P」ではシート表皮に本革を採用する。
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17/27リアシートにトランクスルー機構が備わるのはガソリンモデルのみとなっている。
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18/27高速道路でのハンズオフ機能を備えた「プロパイロット2.0」はハイブリッド車の専用装備となっている。
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19/27ガソリンモデルにもACCは全車に標準装備されている。起動/設定はステアリングスポーク上のスイッチで行う。
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20/27センターコンソールに備わるドライブモードセレクター。モードはスタンダードとスポーツ、エコ、スノー、そして各種項目を個別設定できるパーソナルの全5種類。
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21/27ステアリング支援機構として「アクティブレーンコントロール」が備わるが、現代的なLKAなどと比べるとごく控えめなアシストにすぎない。
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22/27「プロパイロット2.0」が備わるハイブリッド車には7個のカメラと5個のレーダー、そして12個のソナーが搭載される。これらセンサーとハイブリッド機構を合わせて、同名のグレードでもガソリン車より120万円ほど高価になっている。
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23/27テスト車には全16スピーカーからなるBOSEのサウンドシステムがオプション装着されていた。
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24/27ガソリンモデルのトランクルームの容量は510リッター。奥のほうは横幅が狭く、凸字形状となっている。
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25/27ボディー前方と後方からそれぞれ高さの違うプレスラインが伸びており、リアドアの部分で「S」字を形成する。
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26/27ガソリンモデルのカタログ燃費は10.0km/リッター(WLTCモード)。今回のテストにおける満タン法燃費は7.6km/リッターだった。
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27/27日産スカイラインGT Type P(V6ターボ)

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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