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2/16オフロード性能に加えオンロード性能にも配慮したトーヨータイヤの「オープンカントリーR/T」。2020年3月現在、12インチから18インチまで全11サイズをラインナップしており、同年4月下旬には225/60R18と215/65R16Cの2種が追加される予定。価格はオープン。
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3/16トーヨータイヤでは「オープンカントリーR/T」をオフロード性能とオンロードでの耐摩耗性や走行安定性を両立させた新カテゴリータイヤと位置付けている。
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4/16今回は、ミニバンでありながらSUV並みの走破性能が自慢の「三菱デリカD:5」に装着。東京都内から中央高速で河口湖までの往復約350kmを走行し、街乗りから高速、そしてオフロードまで、各シチュエーションでパフォーマンスを確認した。
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5/16富士山麓の林道にたたずむ「デリカD:5」。試乗車のパワートレインは最高出力145PS、最大トルク380N・mの2.3リッター直4ディーゼルターボに8段ATの組み合わせ。電子制御オンデマンド4WDが採用されている。
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6/16アウトドアアクティビティーに向かう先でも、今やほとんどの道が舗装されているが、例えば湖畔や渓流の釣り場に向かう最後のアプローチはオフロードであることもよくある。雨が降った後では、ぬかるんでいることも少なくない。SUV用タイヤであれば、こうしたシチュエーションで安全に走れる性能が欲しい。
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7/16「オープンカントリーR/T」のサイドウオールは左右で仕様が異なっており、ホイールに組み込む際、どちらかのデザインを好みで外側に配置できる。写真は「スタイリッシュ」と呼ばれる立体感あるデザインを外側にした様子。サイズは限定されるが、ホワイトレター仕様もラインナップされている。
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8/16中央部がオールテレイン(主にオンロード用)、左右ショルダー部分がマッドテレイン(主にオフロード用)として開発された「オープンカントリーR/T」のブロック。この両者が組み合わされたトレッドパターンをトーヨータイヤでは「ハイブリッドパターンデザイン」と呼び、オン/オフの性能を両立させた秘密だと説明している。
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9/16高速道路を走行する「デリカD:5」。大きめなブロックパターンからは想像するのが難しいほどロードノイズは最小限に抑えられ、キャビンでは前後シートに座る乗員がストレスなく会話も行えた。
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10/16ショルダー部分の横方向に配置された大きな溝は「ストーンイジェクター」と呼ばれる。石などの異物をかんだ際にタイヤが簡単に破損したりせず、同時に溝に詰まった土などを素早く取り除ける形状を考慮したものだという。
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11/16センター部分のブロック剛性を高め、高速走行時の直進性や操縦安定性を確保。背の高いミニバンタイプのボディーデザインが採用される「デリカD:5」だが、レーンチェンジの際にクルマがヨレるような不安感はなかった。
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12/16街乗りでの乗り心地のよさが、そのまま高速走行時も続いた。ロールやピッチングが抑制された最新の「デリカD:5」と「オープンカントリーR/T」のマッチングも良好だった。
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13/16「デリカD:5」は、先の改良でパワステが油圧式から電動式に変更された。ボディーサイズに似合わない軽快かつ正確なハンドリングが、富士山麓周辺のワインディングロードで確認できた。
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14/16「オープンカントリーR/T」は、オンロードでは正確なハンドリングと快適な乗り心地を、水辺までの短いオフロードでは安心感ある走破性を披露してくれた。本格的なオフロード用としては、同シリーズに「M/T」モデルがラインナップされている。
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15/16回転方向のブロック剛性を高めた「L型連結ブロック」がセンター部分に配置された「オープンカントリーR/T」。ドライ路面における操縦安定性の確保に加え、ロードノイズの低さもセリングポイントといえそうだ。
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16/16三菱デリカD:5 P

サトータケシ
ライター/エディター。2022年12月時点での愛車は2010年型の「シトロエンC6」。最近、ちょいちょいお金がかかるようになったのが悩みのタネ。いまほしいクルマは「スズキ・ジムニー」と「ルノー・トゥインゴS」。でも2台持ちする甲斐性はなし。残念……。
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