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2/16国内では2020年秋に発売された、ヤマハの三輪バイク「トリシティ300」。同ブランドはほかにも、「トリシティ125/155」「ナイケン」といったスリーホイーラーをラインナップしている。
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3/16「トリシティ300」最大の特徴となる、2輪構成のフロントサスペンション。優れた走行安定性・制動安定性が得られるほか、段差などの衝撃を低減できるメリットがある。
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4/16メーター表示は液晶タイプ。フルカラーではなく白黒だが、視認性に優れるデザインとなっている。
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5/16「トリシティ300」は、サスペンションではなく車両のリーニング機構をロックすることで直立した状態をキープできる。写真はこの「スタンディングアシスト」機能を効かせた状態で、サイドスタンドを使うことなく“立って”いる。
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6/16ウインドシールドは、一段と高さのある「ハイスクリーン」や小ぶりな「スポーツスクリーン」にも変更できる(オプション)。
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7/16「スタンディングアシスト」のスイッチは左側のグリップ付近に配置される。作動状況は、メーター内のインジケーターに加え、ブザー音でも通知される。
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8/16フロント2輪という特異なLMWテクノロジーの優位性は、ぬれた路面や砂混じりの道路などで実感できる。
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9/16ライダーの左前方には、パーキングブレーキのレバーが備わる。機構としては、ヤマハ初のラチェットレバー式を採用。操作時の感触にもこだわったとアピールされる。
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10/16ヤマハの実証テストによれば、LMWのモデルは、通常の二輪車よりも視野が広くなるため、走行安定性の高さと相まって運転時の疲労が抑えられるという。
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11/16パワーユニットは292ccの単気筒エンジン。重めの車重に配慮して、車格(250ccクラス)を超える排気量とされている。
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12/16シート下の荷室容量は約45リッター。フルフェイスヘルメットが2個収納できる。開閉機構にはダンパーを装備。LED照明も備わる。
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13/16ボディーカラーは試乗車の青系グレーのほか、マットなグレーと緑系のグレーが選べる。スーツやジャケット、革靴とのマッチングにも配慮したカラーラインナップといえる。
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14/16ヤマハ・トリシティ300
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15/16イグニッションスイッチのそばには、給油口とシートのロック解除ボタンが並ぶ。
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16/16ブルーのアクセントが目を引くフロントホイール。車輪のサイズは前後とも14インチと、同クラスの平均的なサイズ(13インチ)よりも大きい。

伊丹 孝裕
モーターサイクルジャーナリスト。二輪専門誌の編集長を務めた後、フリーランスとして独立。マン島TTレースや鈴鹿8時間耐久レース、パイクスピークヒルクライムなど、世界各地の名だたるレースやモータスポーツに参戦。その経験を生かしたバイクの批評を得意とする。
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