-
1/37
-
2/37新型「スバルBRZ」。今回は18インチホイールを装着する「S」グレードのプロトタイプに試乗した。
-
3/37「GR 86」と名を改めて発売される、新型の「トヨタ86」。最終の仕様変更などにより、ローンチの時期は新型「BRZ」よりも後れる見込み。
-
4/37「GR 86 RZ」のシート表皮は、ウルトラスエードと本革のコンビ。前席のヒップポイントは先代のものよりも5mm下げられた。
-
5/37水平基調のインストゥルメントパネルが印象的なインテリア。ダッシュボードの高さは先代モデルと同じになっている。(写真=トヨタ自動車)
-
スバル BRZ の中古車webCG中古車検索
-
6/37エンジンは先代よりも排気量が2割大きな2.4リッター水平対向4気筒が採用された。パワーの増大を求める声は、ユーザーと開発サイドの双方から挙がっていたという。
-
7/37袖ヶ浦フォレスト・レースウェイのコースを走る「GR 86」のプロトタイプ。新旧のパワーやボディー剛性の違いは、走り出しから体感することができる。
-
8/37メーターパネルは全車7インチの液晶タイプ。写真は「トヨタGR 86」のもので、オープニングのアニメーションは「スバルBRZ」のものと異なる。
-
9/37「トラック」モード選択時のメーター表示。インフォメーションの項目こそ変わらないが、グラフィックはタコメーターを強調したものとなる。
-
10/37ステアリングまわりの剛性感アップも、印象的なポイントのひとつ。先代に比べ、車格がひとつ上がったかのような印象を受けた。
-
11/37新旧モデルで、2570mmのホイールベースは変わらない。全長はわずかに25mmだけ長くなっている。
-
12/37先代と同様、新型にもMT車とAT車がラインナップされる。レバー式のパーキングブレーキも健在である。
-
13/37ホイールおよびタイヤのサイズは前後同一。日本刀をモチーフにデザインされた18インチホイール(写真)には、ミシュランの「パイロットスポーツ4」タイヤが装着される。後方のエアアウトレットはダミーではなく、空力性能の向上に貢献する。
-
14/37コーナリング性能を高めるトルセンLSD(リミテッドスリップデフ)は、全車に標準装備される。
-
15/37先代には吸気音を車内に引き込むことでムードを高める「サウンドクリエーター」が備わっていたが、「GR 86」および新型「BRZ」には、高揚感のあるエンジンサウンドを人工的に演出する「アクティブサウンドコントロール」が搭載されている。
-
16/37後席にはヘッドレストは備わらない。背もたれは左右一体型の可倒式で、リリーススイッチは左右端の肩位置に配置されている。
-
17/37荷室には、交換用のホイール&タイヤであれば1セット4本を積み込める。写真は「GR 86」プロトタイプのもの。
-
18/37後席を倒し、荷室を最大化した状態。写真のように、フルフラットなフロアを実現できる。
-
19/37「GR 86」のセンターコンソール。シフトレバーの手前にはESCのオンオフスイッチや「トラックモード」のセレクトボタンがレイアウトされる。
-
20/37AT車限定ながら、新型にはスバルの運転支援システム「アイサイト」が備わる。写真はその装着車で、写真上方にそのステレオカメラが見られるが、前方視界を狭めない点は大きなメリットとされている(写真=スバル)
-
21/37「FRらしいプロポーション」は、エクステリアデザインの最重要ポイント。「コンパクトなキャビン」の表現にもこだわったという。
-
22/37「GR 86」と「BRZ」では、ポジショニングランプのデザインが若干異なる。2つの光源は、内側がウインカーで、外側がハイ/ロービーム。
-
23/37フロントバンパーガーニッシュの表面には、空力性能を高めるための加工が施されている。
-
24/37リアまわりは、ナンバープレートをバンパー側に移設することでトランクルーム周辺をシンプル化。ダックテールスポイラーの存在感も強調される。
-
25/37「ミシュラン・プライマシーHP」が組み合わされる、17インチのアルミホイール。18インチのものも同じ10スポークだが、別のデザインが採用されている。
-
26/37ベアシャシーの水平対向エンジンを正面から見たところ。ターボ化するとエンジンの搭載位置が上がる(=重心高が上がる)ため、アウトプット増大の手段としては、最終的には「自然吸気のままの排気量アップ」が選択された。(写真=webCG)
-
27/37直径86mmの従来型ピストン(写真左)と、同94mmの新型ピストン。並べてみると、サイズの違いは歴然としている。(写真=webCG)
-
28/37新型の「GR 86」「BRZ」では、ATの緻密な制御も注目すべきポイント。開発陣も「ぜひマニュアルモードではなく自動変速のオートマモードで乗ってほしい」と胸を張る。
-
29/37センターコンソール中央に並ぶ、空調関係のスイッチ類。設定温度や風量は、調節ダイヤル中央の液晶パネルに表示される。
-
30/37新型「BRZ」(写真)では、クルマが水平にコーナリングするようなナチュラルな身のこなしが追求されている。一方「GR 86」では、ダイレクト感やレスポンスのよさが重視されている。
-
31/37リアの構造を説明するためのベアシャシー。向かって右側が「GR 86」の、左側が「BRZ」の仕様になっている。両モデルでは、トレーリングアームブッシュやサスペンションのばね、スタビライザーの取り付け方法などが異なる。
-
32/37リアスタビライザー取り付け部の様子。右(写真手前)のサンプルはサスペンションメンバーに直接スタビライザーを取り付ける「GR 86」方式で、左(写真奥)の「BRZ」ではブラケットを介してボディーに取り付けられている。
-
33/37新型「BRZ」(写真左)と「GR 86」(同右)。メーカーそれぞれの空力に対する考えが、フロントまわりの意匠の違いに表れている。
-
34/37トヨタGR 86 RZプロトタイプ
-
35/37トヨタGR 86 RZプロトタイプ
-
36/37スバルBRZ Sプロトタイプ
-
37/37スバルBRZ Sプロトタイプ

青木 禎之
15年ほど勤めた出版社でリストラに遭い、2010年から強制的にフリーランスに。自ら企画し編集もこなすフォトグラファーとして、女性誌『GOLD』、モノ雑誌『Best Gear』、カメラ誌『デジキャパ!』などに寄稿していましたが、いずれも休刊。諸行無常の響きあり。主に「女性とクルマ」をテーマにした写真を手がけています。『webCG』ではライターとして、山野哲也さんの記事の取りまとめをさせていただいております。感謝。
スバル BRZ の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(後編:無限/TRD編)【試乗記】 2025.11.4 メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! 彼らの持ち込んだマシンのなかから、無限の手が加わった「ホンダ・プレリュード」と「シビック タイプR」、TRDの手になる「トヨタ86」「ハイラックス」等の走りをリポートする。
-
スズキ・アルト ラパン ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.11.3 スズキの「アルト ラパン」がマイナーチェンジ。新しいフロントマスクでかわいらしさに磨きがかかっただけでなく、なんとパワーユニットも刷新しているというから見逃せない。上位グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
-
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(前編:STI/NISMO編)【試乗記】 2025.11.1 メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! まずはSTIの用意した「スバルWRX S4」「S210」、次いでNISMOの「ノート オーラNISMO」と2013年型「日産GT-R」に試乗。ベクトルの大きく異なる、両ブランドの最新の取り組みに触れた。
-
シトロエンC3ハイブリッド マックス(FF/6AT)【試乗記】 2025.10.31 フルモデルチェンジで第4世代に進化したシトロエンのエントリーモデル「C3」が上陸。最新のシトロエンデザインにSUV風味が加わったエクステリアデザインと、マイルドハイブリッドパワートレインの採用がトピックである。その仕上がりやいかに。
-
メルセデス・マイバッハSL680モノグラムシリーズ(4WD/9AT)【海外試乗記】 2025.10.29 メルセデス・ベンツが擁するラグジュアリーブランド、メルセデス・マイバッハのラインナップに、オープン2シーターの「SLモノグラムシリーズ」が登場。ラグジュアリーブランドのドライバーズカーならではの走りと特別感を、イタリアよりリポートする。
新着記事
-
NEW
「シティ ターボII」の現代版!? ホンダの「スーパーONE」(プロトタイプ)を試す
2025.11.6エディターから一言ホンダが内外のジャーナリスト向けに技術ワークショップを開催。ジャパンモビリティショー2025で披露したばかりの「スーパーONE」(プロトタイプ)に加えて、次世代の「シビック」等に使う車台のテスト車両をドライブできた。その模様をリポートする。 -
NEW
未来がすべてにあらず! ジャパンモビリティショー2025で楽しめるディープな“昔”の世界
2025.11.5デイリーコラム未来のクルマ、未来の技術が集結する「ジャパンモビリティショー2025」。ただし、「そういうのはもういいよ……」というオトーサンのために(?)昔の世界を再現し、当時のクルマを並べた「タイムスリップガレージ」も用意されている。内部の様子を紹介する。 -
NEW
第90回:これぞニッポンの心! 軽自動車デザイン進化論(前編)
2025.11.5カーデザイン曼荼羅新型の「ダイハツ・ムーヴ」に「日産ルークス」と、ここにきて新しいモデルが続々と登場してきた軽自動車。日本独自の規格でつくられ、日本の景観を変えるほどの販売ボリュームを誇る軽のデザインは、今後どのように発展していくのか? 有識者と考えた。 -
NEW
プジョー2008 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2025.11.5試乗記「プジョー2008」にマイルドハイブリッドの「GTハイブリッド」が登場。グループ内で広く使われる最新の電動パワートレインが搭載されているのだが、「う~む」と首をかしげざるを得ない部分も少々……。360km余りをドライブした印象をお届けする。 -
“安心・安全”をより長く 2人のプロが「ブリヂストン・ブリザックWZ-1」を語る
2025.11.42025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>ブリヂストンが、持てる最新のタイヤ技術を投入して誕生させた、新しいスタッドレスタイヤ「ブリザックWZ-1(ダブルゼットワン)」。高い氷雪上性能とサステナビリティーを併せ持つ新製品の魅力に、2人のプロフェッショナルが迫る。 -
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(後編:無限/TRD編)【試乗記】
2025.11.4試乗記メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! 彼らの持ち込んだマシンのなかから、無限の手が加わった「ホンダ・プレリュード」と「シビック タイプR」、TRDの手になる「トヨタ86」「ハイラックス」等の走りをリポートする。






























