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2/20「ランドローバー・ディフェンダー」の2021年モデルで登場した最上級グレード「X」は、ロングホイールベース車「110」のディーゼルエンジン搭載車にのみ設定される。車両本体価格は1171万円で、シリーズ中もっとも高価なプライスタグを下げる。
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3/20左右のフロントドアに貼られた「DEFENDER X」のエンブレム。スターライトサテンクロームやグロスブラックといった光沢のあるブラックパーツが採用されるのも同モデルの特徴だ。
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4/20天然皮革やリアルウッドが用いられた「ディフェンダー110 X D300」のインテリア。姉妹車の「レンジローバー」もかくやという触感や縫製にこだわった、上質な「ウインザーレザー」のトリムが採用されている。
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5/20「3Dサラウンドカメラ」の技術を用いた、フロントボンネット直下の映像を映し出す「クリアサイトグラウンドビュー」が標準装備される。写真はオフロード走行時のものだが、狭い都市部での取り回しでも有効活用できる。
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6/20「ディフェンダー110 X D300」のサイドビュー。車名の110は先代モデルのホイールベースが110インチ(2794mm)であったことに由来するが、現行モデルのホイールベースは3020mmと、その数値を大きく超えている。
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7/203リッター直6ディーゼルターボエンジンは最高出力300PS、最大トルク650N・mを発生。これに同24.5PS、同55N・mの48Vベルト駆動スターター兼発電機を備えたマイルドハイブリッドシステムが組み込まれている。
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8/20センターコンソールパネルには、エアコンのコントローラーのほか、エアサスペンションの車高調整や走行モードの切り替えスイッチなどが機能的に配置されている。
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9/2020インチの「スタイル5098」と呼ばれる5スポークデザインのホイールから顔をのぞかせるオレンジのブレーキキャリパーは、「X」グレードの専用アイテム。タイヤは255/60R20サイズの「グッドイヤー・ラングラー オールテレインアドベンチャー」が装着されていた。
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10/20「ディフェンダー110 X D300」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4945×1995×1970mm。車重は2420kgと発表されている。
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11/20軽量アルミニウムによるモノコック構造の「D7x」ボディーに、四輪独立サスペンションが組み合わされた最新の「ディフェンダー」。カーブが連続する山道でも、運転操作に対するズレや遅れは感じられなかった。
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12/20サスペンションはフロントがダブルウイッシュボーン式、リアがマルチリンク式。最大で145mm車高を引き上げられる電子制御エアサスペンションに連続可変ダンパーの「アダプティブダイナミクス」が組み合わされている。
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13/20「X」のシートは「ウインザーレザー&スチールカットプレミアムテキスタイル」と呼ばれるもの。内装色は写真の「ビンテージタン/エボニー」か「エボニー」の単色から選択できる。
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14/20フロントシートと同じく「ビンテージタン/エボニー」の表皮となる「ディフェンダー110 X D300」の2列目シート。3列目シートを装備するモデルの場合、2列目シートは975mmというレッグスペースが確保されている。
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15/20「アルパインウィンドウ」と呼ばれるルーフの後端左右に設けられた窓は、オリジナルの「ディフェンダー」を思わせるモチーフだ。今回の試乗車に装備されていた「スライディングパノラミックルーフ」は、無償で選択できるオプション。
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16/20「ディフェンダー110」に無償オプションとして設定される折りたたみ式の3列目シート。スペースは狭く、子供向けという印象だ。3列目シート用にエアコンの吹き出し口やカップホルダーも用意されている。
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17/202列目と3列目シートを折りたたんだ荷室の様子。容量は3列目シート使用時の231リッターから最大で2233リッターに拡大できる。リアゲートは右ヒンジの横開きになっている。
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18/20山岳路を行く「ディフェンダー110 X D300」。本格オフローダーらしく、最大でアプローチアングルが37.5°、ブレイクオーバーアングルが28.0°、デパーチャーアングルが40.0°確保されているのも同車の特徴だ。
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19/20ランドローバー・ディフェンダー110 X D300
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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