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2/11欧州の環境規制「ユーロ5」をクリアすべく改良が施された2021年モデルの「BMW R nineTスクランブラー」。クルーズコントロールをオプション設定するなど、装備の拡充も図られた。
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3/11空油冷式のフラットツインエンジンは、シリンダーヘッドやスロットルバルブなどの設計を変更。排ガス浄化性能を向上させたほか、116N・mというピーク値こそ変わらないものの、トルクについても4000~6000rpmの回転域を中心に増強を図っている。
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4/11ライディングモードには、オンロード用の「レイン」「ロード」「ダイナ」と、オフロード向けの「ダート」を用意。切り替えスイッチは、ハンドル左のスイッチボックスに備わる。
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5/11カラーリングは試乗車の「グラナイトグレー」を含む全4種類。仕様に応じて、5スポークのキャストホイールも用意されている。
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6/11今回試乗した「プレミアムスタンダード」のタイヤサイズは、前が120/70R17、後ろが170/60R17。オプションで「プレミアムライン」を選択すると、フロントのタイヤサイズが120/70R19となる。
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7/11サスペンションは、前がφ43mmの正立フォーク、後ろがリバウンドダンピングとプリロードの調整機構を備えたモノショックの組み合わせ。ストローク量は前が125mm、後ろが140mmと、スタンダードモデルの「R nineTピュア」(前後ともに120mm)より、特にリア側が拡大されている。
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8/11シート高は「プレミアムスタンダード」が790mm、「プレミアムライン」が820mm。車体からは左右にエンジンのヘッドが突き出しているため、停車時にはそれを避けるように、やや後ろ寄りに足を下ろす格好となる。
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9/11空油冷フラットツインの魅力はそのままに、厳しさを増す環境規制をクリアした「R nineTスクランブラー」。そのライドフィールからは、このマシンの魅力を大事にしたいというBMWの思いが感じられた。
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10/11BMW R nineTスクランブラー
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後藤 武
ライター/エディター。航空誌『シュナイダー』や二輪専門誌『CLUBMAN』『2ストマガジン』などの編集長を経てフリーランスに。エアロバティックスパイロットだった経験を生かしてエアレースの解説なども担当。二輪旧車、V8、複葉機をこよなく愛す。
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