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1/14高い燃費性能と優れたユーティリティー性を併せ持つ、トヨタのハイブリッドコンパクトカー「アクア」。現行型は2代目のモデルにあたる。価格は198万円から259万8000円。
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2/14「アクア」と主要コンポーネンツを共用する「ヤリス」。トヨタは同じBセグメントに2つのコンパクトカーをラインナップしているのだ。価格は199万8000円から252万2000円(ハイブリッド車のみ)。
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3/14中身も外身も引き締まった「ヤリス」に対し、ゆとりある車内空間が「アクア」の特徴。後席の居住スペースはこちらのほうが広く、荷室容量も大きい。
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4/14「アクア」と「ヤリス」のハイブリッド車には、基本的に同じパワートレインが搭載される。
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5/14車体の軽さもあってか、カタログ上の燃費では「ヤリス」のハイブリッドモデルに軍配が上がる。
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6/14エントリーグレードの「B」を除き、「アクア」に搭載されるバイポーラ型ニッケル水素電池。ひとつの容器内でセルを背中合わせに積層したような構造が特徴で、コンパクト化と高出力化を実現している。
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7/14「アクア」では全グレードにAC100V・1500W電源が標準装備される。
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8/14初代のころから、幅広いカスタマーをターゲットとしてきた「アクア」。さまざまな用途に応える懐の深さが身上だ。
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9/14「B」「X」「G」「Z」の4つのグレードが設定される「アクア」だが、最廉価の「B」はいわゆる“ビジネス仕様”。内外装は簡素で、装備もシンプルなものとなっている。
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10/14最上級グレード「Z」には、アルミホイールや10.5インチの大画面ディスプレイオーディオなどが標準装備される。
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11/14「G」と「Z」(写真)の2グレードは、フロントウィンドウが高遮音タイプとなっていたり、空調に空気清浄効果のある「ナノイーX」機能が付いていたりと、快適性でも下の2グレードと大きな違いがみられる。
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12/14ライバル関係にある車種といえば、この世代からハイブリッド専用モデルとなった「日産ノート」が挙げられる。価格は202万9500円から244万5300円。
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13/14「トヨタ・アクア」ではエンジンとモーターの両方がタイヤを駆動するのに対し、「日産ノート」のパワートレインでは、エンジンは発電に専念し、タイヤを回すのはモーターの役割となる。この仕組みの違いが、運転感覚にも表れている。
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14/14コロナ禍や半導体不足などの影響により、新車の“納車遅れ”が問題となっている昨今。「トヨタ・アクア」も現時点で「納期は3カ月程度」とアナウンスされている。

鈴木 ケンイチ
1966年9月15日生まれ。茨城県出身。国学院大学卒。大学卒業後に一般誌/女性誌/PR誌/書籍を制作する編集プロダクションに勤務。28歳で独立。徐々に自動車関連のフィールドへ。2003年にJAF公式戦ワンメイクレース(マツダ・ロードスター・パーティレース)に参戦。新車紹介から人物取材、メカニカルなレポートまで幅広く対応。見えにくい、エンジニアリングやコンセプト、魅力などを“分かりやすく”“深く”説明することをモットーにする。
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