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2/20「メルセデス・ベンツEQB」は2021年9月に世界初公開された、SUVタイプの新型BEV。3列シートの7人乗り仕様が設定されており、SUVに対する多様なニーズに対応する。
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3/20フロントには、メルセデスのBEV共通の特徴となる「ブラックパネルグリル」を装着。ブルーのアクセントがあしらわれたヘッドランプでBEVとしての特別感が演出されている。
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4/20タービン型のエアコン吹き出し口が目を引くインテリア。助手席前方やセンターコンソールのアルミ製パーツにより、タフなイメージが強調される。
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5/20リアコンビランプは、一文字型のライトストリップと一体化した個性的なデザイン。ボディーのワイド感も印象づけられる。
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6/20最新のBEVらしく、写真のように鮮やかなイルミネーションで内装のカスタマイズを楽しむことができる。
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7/20「EQB」は11kWの交流充電のほか、最大100kWでの急速充電に対応。32分で残量10%から80%までのチャージが可能となる。写真は、充電時の状況を示すメーターパネル。
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8/20運転席と助手席の間には、高さのあるアームレスト兼小物入れが設けられている。
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9/20「EQB300 4MATIC」(写真)が0-100km/h加速に要する時間は8.0秒。最高速度は160km/hと公表される。「EQB350 4MATIC」では0-100km/hが1.8秒短縮され6.2秒となるが、最高速度は変わらない。
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10/20塊感のあるボディーの「EQB」だが、密閉されたアンダーボディーや前後エプロンなどの働きにより、空気抵抗係数(Cd値)0.28という優れた空力性能を実現している。
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11/202列目シートはリクライニング機能付き。前後140mmのスライド機構も備わる。
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12/20「EQB」の3列目シートは「165cmまでの人が使用可能」と説明される。折り畳み収納式で、展開時にはチャイルドシートが装着できる。
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13/20「EQB」には最大20インチのホイールが装着される。繊細なデザインに加え、ロゼゴールド(写真)またはブルーの差し色で個性を主張する。
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14/20動力性能のうえでは、最高出力228PSの「EQB300 4MATIC」(写真)で十分。ただ、同292PS(215kW)の「EQB350 4MATIC」との差ははっきりと体感できた。
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15/20センターコンソールにはインフォテインメントシステムや車両設定の操作デバイス、走行モードのセレクターなどがレイアウトされている。
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16/20荷室の容量は、写真の7人乗り仕様で465~1620リッター。5人乗り仕様車は495~1710リッターと積載量が多くなる。
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17/207人乗り仕様の「EQB300 4MATIC」で荷室を最大化した様子。フラットで広々とした空間が得られる。
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18/20「EQB」の生産にあたるのは、ハンガリーのケチケメート工場。中国市場向けの車両は北京の工場でつくられる。2021年の欧州と中国に続き、2022年には米国内でも発売。日本市場については2022年内の導入が見込まれている。
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19/20メルセデス・ベンツEQB300 4MATIC
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20/20メルセデス・ベンツEQB350 4MATIC

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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