-
1/172022年1月27日に発表された「ゴードン・マレーT.33」。GMAにとって2台目の市販ハイパーカーである。
-
2/17ゴードン・マレー・オートモーティブを率いるカーデザイナーのゴードン・マレー。斬新なアイデアを実現する鬼才として知られ、1970~1980年代に活躍したブラバムやマクラーレンのF1マシンに加え、「マクラーレンF1」「SLRマクラーレン」などのロードカーも手がけている。
-
3/172020年8月4日に世界初公開された「T.50」だが、その後わずか2日間で完売となった。デリバリー開始は2022年1月とされていたので、幸運なオーナーのなかには、今ごろこのクルマをガレージで眺めている人もいることだろう。
-
4/17「T.50」と同様、「T.33」の生産台数は100台のみとなっている。
-
5/17ハイパーカーやスーパーカーには、派生モデルとしてオープン仕様や高性能バージョンが設定されるのが通例。「T.50」にもサーキット専用の高性能モデル「T.50sニキ・ラウダ」が25台限定で設定された。
-
6/17「T.33」に搭載される、コスワース製の4リッターV12自然吸気エンジン。「T.50」に搭載されるものをベースに、各部を設計し直したものだ。。
-
7/17カムカバーの色は、「T.50」がオレンジなのに対し、「T.33」ではイエローとなっている。
-
8/17「T.50」のシートレイアウトは中央に運転席を据えた3座式。一方「T.33」はコンベンショナルな2シーターである。
-
9/17「T.33」のホイールベースは「T.50」より35mm長い2735mm。車重も重くなっているというが、その数値はわずかに1090kgと、このジャンルのモデルとしては驚異的な軽さだ。
-
10/17「マクラーレンF1」を思わせるウエッジシェイプの「T.50」に対し、「T.33」は往年のイタリアンスパーカーをほうふつさせる、クラシックなデザインとなっている。
-
11/171967年から18台のみが生産された「アルファ・ロメオ・ティーポ33ストラダーレ」。
-
12/17フロントまわりのデザインは、タテ目のヘッドランプとやや“口角”の上がったグリルが特徴。
-
13/17「T.33」のリアビュー。グラウンドエフェクト効果を生み出す新しい空力デバイスの採用により、「T.50」に装備される巨大なファンは廃されている。
-
14/17「T.33」の運転席まわり。最近はやりのタッチパッドなどはなく、操作は基本的に機械式のスイッチ類で行う。
-
15/17カーボンステアリングホイールのリムは、控えめなフラットボトム形状となっている。メータークラスターの中央に据えられたエンジン回転計には、1万2000rpmまで目盛りが振られている。
-
16/17センターコンソールまわりの意匠はシンプルそのもの。シフトベースには「Gordon Murray」のサインが書かれている。
-
17/17ゴードン・マレーの考えるドライビングの喜びを具現した「T.33」(写真)と「T.50」。ぜひとも早く実車に触れてみたい。
『スーパーカーフリークの夢! ゴードン・マレーの新作「T.33」が僕らの胸を焦がす理由』の記事ページへ戻る
関連記事
-
スーパーカーフリークの夢! ゴードン・マレーの新作「T.33」が僕らの胸を焦がす理由 2022.2.11 デイリーコラム F1マシンも手がけた鬼才ゴードン・マレーが、新作「T.33」を発表。「T.50」といいT.33といい、彼らの手になるハイパーカーはなぜクルマ好きの胸を焦がすのか? 車両の詳細をひも解、「クラシックなスーパーカーの集大成」とも表されるマシンの魅力に迫る。
-
-
ゴードン・マレーが手がけたスーパーカー「T.50」がデビュー 2020.8.6 自動車ニュース 英ゴードン・マレー・オートモーティブは2020年8月4日(現地時間)、新型スーパーカー「T.50」を世界初披露した。最高出力663PSのV12自然吸気エンジンを搭載し、電動ファンによってダウンフォース量や制動距離、エンジン出力などをコントロールするのが特徴だ。
-
代理店がなくても「ゴードン・マレーT.50」は買えた!? 夢のハイパーカー購入の手引き 2020.9.14 デイリーコラム 新興のハイパーカーメーカーなどのなかには、日本に代理店がないブランドも存在しているが、世の好事家たちはどのようにしてそうしたブランドのモデルを手に入れているのだろうか? 他人のとは違う、“夢のクルマ”を手に入れる方法を紹介しよう。
-
国産スポーツモデルが続々登場! “走りのクルマ”との付き合い方を考える 2022.7.25 デイリーコラム 「シビック タイプR」や「GRMNヤリス」など、アツいクルマは出てくるものの、今やアツい走りは流行(はや)らない。では、われわれクルマ好きは、“走りのクルマ”とどう付き合えば幸せになれるのだろうか?
-
新型スーパーカー「T.50」で再び表舞台に 鬼才ゴードン・マレーの歩みを知る 2020.8.19 デイリーコラム 現代によみがえったファンカー「T.50」を世に問う鬼才ゴードン・マレー。モータースポーツにおける偉業とロードカーエンジニアとしての活躍。氏の人生を彩る2つの栄光について紹介する。
注目の記事
-
ガレージからグッズまで、あなたのカーライフを豊かにしてくれる機能的な逸品を紹介する。 特集
-
輸入車唯一のフルハイブリッドシステムを搭載。クーペSUV「ルノー・アルカナ」の魅力に迫る。 特集
-
「webCGタイヤカタログ」公開! ジャンル別・目的別検索であなたにぴったりのタイヤがすぐに見つかる。 特集
-
“よく曲がる”が交差点レベルでも味わえる。「三菱エクリプス クロスPHEV」の魅力をリポート。 特集
webCG MoviesYouTube公式
キャンペーン・お得な情報
この記事を読んだ人が他に読んだ記事
週間アクセスランキングT.33