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2/23「セブン270S」をベースに、往年のスポーツカーを思わせるデザインを取り入れた「スーパーセブン1600」。こうした意匠のモデルとしては、過去に「セブン スプリント」「スーパーセブン スプリント」なども設定されていた。
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3/23必要なものを必要な箇所に配しただけのシンプルかつミニマルなインテリア。ヒーターは備わるが、エアコンやオーディオなどは有償でも選べない。
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4/23ダッシュボードにエンボス加工であしらわれた「SUPER SEVEN 1600」のロゴ。2020年6月に発売された「スーパーセブン1600」だが、すでに生産は終了しており、今は在庫販売のみが行われている。
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5/23かつてはF1にも手を出すなど、拡大路線をとる時期もあったケータハムだが、今は初心にかえって少量生産のスポーツカーづくりに専念。2021年4月に、日本のVTホールディングスの傘下に入った。
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6/23ボディーサイズは全長×全幅×全高=3380×1575×1115mmと、現代のクルマにあるまじき小ささ。オプションでワイドボディーの設定もあったが、試乗車は標準仕様のナローボディーだった。
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7/23革巻きのダッシュボードはオプションで、標準仕様は黒のアルミパネルである。シート表皮はレザーが標準で、ブラックに加え5種類の有償色が用意されていた。
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8/23ビートの利いた控えめな低音を奏でるサイドマフラー。運転席の側方を通るので、降車の際はヤケドしないようご用心である。
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9/23運転席の後方に備わる荷室。ソフトトップを張ると、容易に荷物の出し入れができないところが悩ましい。
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10/23ステアリングホイールはモトリタ製。標準仕様は黒革巻きだが、試乗車にはオプションのウッドステアリングが装備されていた。
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11/23ゴキゴキとした操作感のシフトノブ。ストロークは非常にショートで、本当に手首の動きだけで操れる。
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12/23運転席のフットスペースはご覧のとおりの狭さ。フットレストなどないのはもちろん、ペダル間も近いため、ソールの張り出したクツで運転するのはご法度だ。
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13/23ダッシュボードにはスミス製のクロームメーターを標準装備。ウインカーは、油圧計の右下に備わる小さなトグルスイッチで操作する。
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14/23ブレーキもステアリング機構も“ノンアシスト”。制動時には力を込めてブレーキペダルを踏む必要があるが、車重が軽いこともあって、“利き”そのものは良好である。
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15/23動力性能については、0-100km/h加速が5秒、最高速が195km/hと公称されている。上位モデルの「480S」や「620R」などと比べれば控えめだが、十分に速いクルマだ。
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16/23エンジンは最高出力135PSのフォード製1.6リッター直4 DOHC。ボア×ストロークは79.0×81.4mmというロングストローク型で、扱いやすいトルク特性を実現している。
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17/23サスペンションは前がダブルウイッシュボーン、後ろがドディオンアクスル。1985年から受け継がれる、伝統の形式だ。
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18/23これも「スーパーセブン1600」の特徴である、クラシックな8スポークのアルミホイール。色はシルバーが標準だが、カスタムペイントも可能となっていた。
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19/23余計なものを徹底的にそぎ落とし、走りの楽しさのみを追求し続けるケータハム。時代に合わせ、電気自動車の開発も進めているという。新しい時代のケータハムにも、期待したい。
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20/23ケータハム・スーパーセブン1600
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田村 十七男
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