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1/5トヨタ自動車は2020年9月に、トヨタの販売店が取り扱う一部の中古車を見積もりから契約までオンラインで完結できるサービス「トヨタ中古車オンラインストア」を開始した。その動機としては、「さまざまな商品・サービスのEコマース化が進み、ユーザーのライフスタイルが変化しているなかで、クルマについても店舗に行くことなく好きなタイミングで購入したいという消費者ニーズが高まってること」「新型コロナウイルスの問題が出て以来、対面の商談なしでクルマを購入できないかとの声が多く寄せられたこと」が挙げられている。
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2/5EVの「アイオニック5」(写真左)とFCEV「ネッソ」(同右)をラインナップし、日本市場に再上陸したヒョンデ(旧ヒュンダイ)は、ディーラー網を展開せず、ウェブサイトやアプリを使ったオンライン販売のみで車両を供給する。ただし、リアルな体験拠点としてのカスタマーエクスペリエンスセンター(神奈川・横浜)や、試乗が可能なポップアップスペース(東京・渋谷)は開設した。
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3/5日産自動車は、新型EV「アリア」の販売に合わせて、2021年6月にオンラインの予約サイトを開設した。同サイトでは購入の検討や商談ができるものの、顧客の要望次第では、実店舗での試乗や対面式での商談との組み合わせも可能となっている。
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4/5ホンダは2021年10月に四輪新車のオンラインストア「Honda ON(ホンダオン)」をスタート。ユーザーはスマートフォンを使って、商談や見積もり、買い取り車の査定、契約、さらに自動車保険の手続きまでをオンラインで行えるようになった。現時点では車種は限定的で、購入方法としては、月額支払いのサブスクリプションサービスとなっている。
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5/5BMWは近年、多くのニューモデルについて、販売申し込みの受け付けをBMWオンラインストア経由で行っている。写真は、2022年の第4四半期に正式発表が予定されている「BMW i7 xDrive60エクセレンス THE FIRST EDITION」。

渡辺 陽一郎
1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年間務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向した。「読者の皆さまにけがを負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。特にクルマには、交通事故を発生させる甚大な欠点がある。今はボディーが大きく、後方視界の悪い車種も増えており、必ずしも安全性が向上したとは限らない。常にメーカーや行政と対峙(たいじ)する心を忘れず、お客さまの不利益になることは、迅速かつ正確に報道せねばならない。 従って執筆の対象も、試乗記をはじめとする車両の紹介、メカニズムや装備の解説、価格やグレード構成、買い得な車種やグレードの見分け方、リセールバリュー、値引き、保険、税金、取り締まりなど、カーライフに関する全般の事柄に及ぶ。 1985年に出版社に入社して、担当した雑誌が自動車の購入ガイド誌であった。そのために、価格やグレード構成、買い得な車種やグレードの見分け方、リセールバリュー、値引き、保険、税金、車買取、カーリースなどの取材・編集経験は、約40年間に及ぶ。また編集長を約10年間務めた自動車雑誌も、購入ガイド誌であった。その過程では新車販売店、中古車販売店などの取材も行っており、新車、中古車を問わず、自動車販売に関する沿革も把握している。 クルマ好きの視点から、ヒストリー関連の執筆も手がけている。
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