-
1/22
-
2/22BMWのSUVラインナップのなかでも、もっともコンパクトなモデルである「X1」。「X1 M35i xDrive」は同車のハイパフォーマンスバージョンであり、日本では2023年9月に発表された。
-
3/22インテリアカラーはブラック(ブルーステッチ入り)と、レッド/ブラックのツートンから選択可能。他のグレードではオプションあつかいとなるharman/kardonのオーディオを標準で備えるなど、装備は充実している。
-
4/22タイヤサイズは前後ともに245/45R19。試乗車はハンコックのプレミアムカー/ハイパフォーマンスカー向けタイヤ「ヴェンタスS1エボ3」を装着していた。
-
5/22テールゲートに貼られた「M35i」のバッジ。3世代・15年の歴史を持つ「X1」だが、Mモデルが設定されるのはこれが初となる。
-
BMW X1 の中古車webCG中古車検索
-
6/22内外装の各所がMモデルならではの意匠でコーディネートされた「X1 M35i xDrive」。上側に清流板が張り出た「Mリアスポイラー」も、同車専用の装備となる。
-
7/22制動性能を高めるべく「Mスポーツブレーキ」を採用。オプションで、より強力な「Mコンパウンドブレーキ」も用意される。
-
8/22「M35i xDrive」の専用装備となる「Mスポーツシート」。表皮にはパンチング加工が施された人工皮革のヴェガンザ(ヴィーガンレザー)が用いられる。
-
9/226:4分割のスライド/リクライニング機構や、4:2:4の3分割可倒機構を備えたリアシート。後席用にも、空調の吹き出し口やUSB Type-Cポートが備わっている。
-
10/22ドライブトレインでは、フロントに機械式LSDが装備される点もトピック。トラクションの抜けを抑え、コーナーからの力強い脱出を可能にする。
-
11/22「マイモーズ」の操作画面。モードに応じて、車両の走行特性とともにインテリアの演出も切り替わる。
-
12/22「マイモーズ」には「インディビジュアル」のようなカスタマイズモードはないが、「スポーツ」モードの設定を細かく調整することができる。
-
13/22左右4本出しの「Mスポーツエキゾーストシステム」。ハイパフォーマンスモデルながら、そのサウンドは存外にジェントルで、時代の変化を感じさせる。
-
14/22317PSの最高出力と400N・mの最大トルクを発生する2リッター直4ガソリンターボエンジン。燃費はWLTCモードで12.4km/リッターとアナウンスされている。
-
15/22ステアリングホイールに備わるカーボン製のシフトパドル。左のパドルを1秒間引き続けると、パワートレインとシャシーの全制御を、もっともスポーティな設定に切り替える「Mスポーツ・ブースト機能」が備わる。
-
16/22ラゲッジスペースの仕様は他のガソリン車と共通。容量は540リッターで、後席をたたむと1600リッターまで拡張できる。床面はほぼ全体がフタ(取り外し不可)となっていて、その下には立派な床下収納が備わる。
-
17/22純ガソリンエンジンのハイパフォーマンスモデルでありながら、どこかBEVっぽい雰囲気を漂わせていた「X1 M35i xDrive」。BEVも豊富に取りそろえるBMWは、この方向でMモデルのドライブフィールも統一していくのかもしれない。
-
18/22BMW X1 M35i xDrive
-
19/22
-
20/22
-
21/22
-
22/22

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
BMW X1 の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
トヨタ・ハリアーZ“レザーパッケージ・ナイトシェード”(4WD/CVT)【試乗記】 2025.9.16 人気SUVの「トヨタ・ハリアー」が改良でさらなる進化を遂げた。そもそも人気なのにライバル車との差を広げようというのだから、その貪欲さにはまことに頭が下がる思いだ。それはともかく特別仕様車「Z“レザーパッケージ・ナイトシェード”」を試す。
-
BMW M235 xDriveグランクーペ(4WD/7AT)【試乗記】 2025.9.15 フルモデルチェンジによってF74の開発コードを得た新型「BMW 2シリーズ グランクーペ」。ラインナップのなかでハイパフォーマンスモデルに位置づけられる「M235 xDrive」を郊外に連れ出し、アップデートされた第2世代の仕上がりと、その走りを確かめた。
-
スズキ・アルト ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.13 「スズキ・アルト」のマイナーチェンジモデルが登場。前後のバンパーデザインなどの目に見える部分はもちろんのこと、見えないところも大きく変えてくるのが最新のスズキ流アップデートだ。最上級グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
-
トヨタGRヤリスRZ“ハイパフォーマンス”【試乗記】 2025.9.12 レースやラリーで鍛えられた4WDスポーツ「トヨタGRヤリス」が、2025年モデルに進化。強化されたシャシーや新しいパワートレイン制御、新設定のエアロパーツは、その走りにどのような変化をもたらしたのか? クローズドコースで遠慮なく確かめた。
-
トヨタ・カローラ クロスZ(4WD/CVT)【試乗記】 2025.9.10 「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジモデルが登場。一目で分かるのはデザイン変更だが、真に注目すべきはその乗り味の進化だ。特に初期型オーナーは「まさかここまで」と驚くに違いない。最上級グレード「Z」の4WDモデルを試す。
新着記事
-
NEW
ロレンツォ視点の「IAAモビリティー2025」 ―未来と不安、ふたつミュンヘンにあり―
2025.9.18画像・写真欧州在住のコラムニスト、大矢アキオが、ドイツの自動車ショー「IAAモビリティー」を写真でリポート。注目の展示車両や盛況な会場内はもちろんのこと、会場の外にも、欧州の今を感じさせる興味深い景色が広がっていた。 -
NEW
第845回:「ノイエクラッセ」を名乗るだけある 新型「iX3」はBMWの歴史的転換点だ
2025.9.18エディターから一言BMWがドイツ国際モーターショー(IAA)で新型「iX3」を披露した。ざっくりといえば新型のSUVタイプの電気自動車だが、豪華なブースをしつらえたほか、関係者の鼻息も妙に荒い。BMWにとっての「ノイエクラッセ」の重要度とはいかほどのものなのだろうか。 -
NEW
建て替えから一転 ホンダの東京・八重洲への本社移転で旧・青山本社ビル跡地はどうなる?
2025.9.18デイリーコラム本田技研工業は東京・青山一丁目の本社ビル建て替え計画を変更し、東京・八重洲への本社移転を発表した。計画変更に至った背景と理由、そして多くのファンに親しまれた「Hondaウエルカムプラザ青山」の今後を考えてみた。 -
NEW
第4回:個性派「ゴアン クラシック350」で“バイク本来の楽しさ”を満喫する
2025.9.18ロイヤルエンフィールド日常劇場ROYAL ENFIELD(ロイヤルエンフィールド)の注目車種をピックアップし、“ふだん乗り”のなかで、その走りや使い勝手を検証する4回シリーズ。ラストに登場するのは、発売されたばかりの中排気量モデル「ゴアン クラシック350」だ。 -
NEW
第928回:「IAAモビリティー2025」見聞録 ―新デザイン言語、現実派、そしてチャイナパワー―
2025.9.18マッキナ あらモーダ!ドイツ・ミュンヘンで開催された「IAAモビリティー」を、コラムニストの大矢アキオが取材。欧州屈指の規模を誇る自動車ショーで感じた、トレンドの変化と新たな潮流とは? 進出を強める中国勢の動向は? 会場で感じた欧州の今をリポートする。 -
NEW
ポルシェ911カレラT(後編)
2025.9.18谷口信輝の新車試乗レーシングドライバー谷口信輝が、ピュアなドライビングプレジャーが味わえるという「ポルシェ911カレラT」に試乗。走りのプロは、その走りをどのように評価する?