-
1/20
-
2/20「クーペ」から遅れること3年、2024年2月に世界初披露された「マクラーレン・アルトゥーラ スパイダー」。日本での販売価格は3650万円。
-
3/20シャシーはマクラーレンにとっては第2世代ともいえる最新世代のカーボンモノコック。高い剛性とともにしなやかさも感じさせる。
-
4/20オープントップ構造でありながら斜め上方に開くディヘドラルドアを装備。似た構造を持つ他車よりも開けたときの横方向への張り出しが小さいというのがマクラーレンの主張である。
-
5/20ルーフトップとリアセクションを結ぶバットレスがスケルトン仕上げに。ささいなことではあるが、この手のスーパーカーとしては異例なほどに斜め後ろが確認しやすい。
-
マクラーレン の中古車webCG中古車検索
-
6/20リトラクタブルハードトップの開閉に要する時間はそれぞれ約11秒。「マツダ・ロードスター」のような手動式は別として、電動式としては圧倒的に速い。
-
7/20まずはバットレスとトノカバーが持ち上がり、そこにハードトップがZ字型に畳まれて収納される。
-
8/20ここがルーフの収納スペース。この下にエンジンルームがあるはずだが、カーボンのケースで覆われているため簡単にはアクセスできない。ボルトの頭は星型。
-
9/20タイヤは専用開発を示す「MC-C」ロゴ入りの「ピレリPゼロ」。サイズはフロントが235/35ZR19でリアが295/35ZR20。
-
10/20ボンネットの下にはラゲッジコンパートメントが備わっている。容量は150リッター。
-
11/20パワーユニットは最高出力605PSの3リッターV6ツインターボエンジンと95PSのモーター、容量7.4kWhの駆動用リチウムイオンバッテリーを組み合わせたプラグインハイブリッド。システム全体では700PSを発生する。
-
12/20マクラーレンらしく飾り気を一切排除したコックピットは、まさにドライバーの仕事場の趣。ステアリングホイールはリムが細く、スポークにスイッチがひとつもない。
-
13/20メーターナセルの左上にあるハンドリングモードのスイッチで足まわりの設定を変えられる。ESCオフのボタンを軸にシーソー式になっている。
-
14/20反対側のパワートレインコントロールのスイッチ。始動時はEV走行優先の「Eモード」で、「スポーツ」「トラック」だとエンジンがかかりっぱなしになる。軸の部分にあるのはマニュアル変速モードのボタン。
-
15/200-100km/h加速のタイムは3.0秒で最高速は330km/h。その一方で33kmのEV走行も可能だ(WLTPモードの計測値)。
-
16/20シフトセレクターはプッシュボタン式。1つだけとはいえ、普通に使える位置にカップホルダーが備わっているのがありがたい。
-
17/20サイドの張り出しはそれほどでもないのに、シートのホールド性は思わずうならされるほど。座面にも背もたれにも通気口が備わっている。
-
18/20リトラクタブルハードトップはガラスサンルーフ付き。タッチスイッチでクリアにしたり曇りガラスにしたりできる。
-
19/20マクラーレン・アルトゥーラ スパイダー
-
20/20

今尾 直樹
1960年岐阜県生まれ。1983年秋、就職活動中にCG誌で、「新雑誌創刊につき編集部員募集」を知り、郵送では間に合わなかったため、締め切り日に水道橋にあった二玄社まで履歴書を持参する。筆記試験の会場は忘れたけれど、監督官のひとりが下野康史さんで、もうひとりの見知らぬひとが鈴木正文さんだった。合格通知が届いたのは11月23日勤労感謝の日。あれからはや幾年。少年老い易く学成り難し。つづく。
マクラーレン の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】 2025.9.19 プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。
-
アウディSQ6 e-tron(4WD)【試乗記】 2025.9.17 最高出力517PSの、電気で走るハイパフォーマンスSUV「アウディSQ6 e-tron」に試乗。電気自動車(BEV)版のアウディSモデルは、どのようなマシンに仕上がっており、また既存のSとはどう違うのか? 電動時代の高性能スポーツモデルの在り方に思いをはせた。
-
トヨタ・ハリアーZ“レザーパッケージ・ナイトシェード”(4WD/CVT)【試乗記】 2025.9.16 人気SUVの「トヨタ・ハリアー」が改良でさらなる進化を遂げた。そもそも人気なのにライバル車との差を広げようというのだから、その貪欲さにはまことに頭が下がる思いだ。それはともかく特別仕様車「Z“レザーパッケージ・ナイトシェード”」を試す。
-
BMW M235 xDriveグランクーペ(4WD/7AT)【試乗記】 2025.9.15 フルモデルチェンジによってF74の開発コードを得た新型「BMW 2シリーズ グランクーペ」。ラインナップのなかでハイパフォーマンスモデルに位置づけられる「M235 xDrive」を郊外に連れ出し、アップデートされた第2世代の仕上がりと、その走りを確かめた。
-
スズキ・アルト ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.13 「スズキ・アルト」のマイナーチェンジモデルが登場。前後のバンパーデザインなどの目に見える部分はもちろんのこと、見えないところも大きく変えてくるのが最新のスズキ流アップデートだ。最上級グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
新着記事
-
NEW
ランボルギーニ・ウルスSE(前編)
2025.9.21思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が「ランボルギーニ・ウルスSE」に試乗。時代の要請を受け、ブランド史上最大のヒットモデルをプラグインハイブリッド車に仕立て直した最新モデルだ。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT ABS(6AT)【レビュー】
2025.9.20試乗記日本のモーターサイクルのなかでも、屈指のハイテクマシンである「ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT」に試乗。高度な運転支援システムに、電子制御トランスミッション「Y-AMT」まで備えた先進のスポーツツアラーは、ライダーを旅へといざなう一台に仕上がっていた。 -
あの多田哲哉の自動車放談――ポルシェ911カレラGTS編
2025.9.19webCG Moviesトヨタ在籍時から、「ポルシェ911」には敬意を持って接してきたというエンジニアの多田哲哉さん。では、ハイブリッド化した911にどんなことを思ったか? 試乗した印象を存分に語ってもらった。 -
メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ
2025.9.19画像・写真2025年9月19日に国内での受注が始まった「メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ」は、販売台数5台限定、価格は5700万円という高級サルーン。その特別仕立ての外装・内装を写真で紹介する。 -
「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」…… メイド・イン・チャイナの日本車は日本に来るのか?
2025.9.19デイリーコラム中国でふたたび攻勢に出る日本の自動車メーカーだが、「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」と、その主役は開発、部品調達、製造のすべてが中国で行われる車種だ。驚きのコストパフォーマンスを誇るこれらのモデルが、日本に来ることはあるのだろうか? -
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2025.9.19試乗記プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。