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1/19いよいよ日本に導入されたコンパクトSUV「スズキ・フロンクス」。生産国であるインドでは、史上最速で販売台数20万台を突破! 南米や中東、アフリカにも輸出され、各マーケットで高い評価を得ているという。
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2/192024年10月16日の発表会より、壇上の「フロンクス」とスズキの鈴木俊宏社長。全国537カ所で開催した展示会は大盛況! 先行受注台数は、月販目標の9倍にあたる9000台……と、力強い船出となったフロンクス。スズキとしては、うれしい誤算だったようだ。
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3/19「フロンクス」のボディーサイズは全長×全幅×全高=3995×1765×1550mm。コンパクトSUVの製品群のなかでも、全長4mを切る“よりコンパクト”な部類のモデルとなる。
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4/192024年7月の先行試乗会より、日本仕様の「フロンクス」(プロトタイプ)のインストゥルメントパネルまわり。日本におけるフロンクスのラインナップはモノグレードで、世界的にも最上級の仕様が導入される。内装が豪華で装備が充実しているのは、そのためだ。(写真:向後一宏)
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5/19標準で採用される、9インチのスマートフォン連携メモリーナビゲーション。このほかにも、運転席/助手席シートヒーターやスマートフォンのワイヤレス充電器、後席用のUSB Type-Cポートなどが全車に装備される。
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6/19走りに関連する装備も充実。シフトパドルや「スポーツモード」に加え、4WD車には悪路走行を支援する「グリップコントロール」などの機能も用意される。
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7/19「スズキ・フロンクス」のライバルといえば、国産のコンパクトSUV勢だが、「日産キックス」については価格的にオーバーラップする仕様がない(≒競合しない)ので、今回は比較車種から除外する。……そういえば、海外ではキックスも新型が出たけど、日本にはいつごろ来るのかしら?
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8/19日本仕様の「フロンクス」は、海外仕様には装備されるルーフレールを省略することで、1550mmの低い全高を実現。SUVでありながら、ハイルーフ車非対応の一般的な機械式立体駐車場も利用できる。
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9/19シート表皮はレザー調素材とファブリックのコンビタイプ。前席にはシートヒーターが標準で装備される。(写真:向後一宏)
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10/19前後席間距離は885mmもあるので、後席の足もとスペースは広々。ワイドな車幅もあって、横方向のゆとりも十分だ。(写真:向後一宏)
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11/19荷室容量は210リッターで、脱着・折り畳みが可能なフロアボードを外すと290リッターに拡張できる。ライバルと比べると容量は小さめだが、普段使いならこれでも十分だろう。……それより、テールゲート開口部の縁の高さが少々気になってしまった。(写真:向後一宏)
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12/19「フロンクス」では、フロントのドアアームレストやセンターアームレストなど、肌がよく触れる箇所はレザー調の革巻きとしている。
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13/19安価な非ハイブリッドのFF車がラインナップ落ちしてしまった「ホンダ・ヴェゼル」。お手ごろ価格でコンパクトSUVを手に入れたい、という方には、ちょっと訴求しにくいクルマになってしまった。
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14/19純粋に値段だけ見たら、やっぱり「ダイハツ・ロッキー」(写真)と「トヨタ・ライズ」の兄弟が強い! 根強い人気もうなずける。
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15/19「トヨタ・ヤリス クロス」も、意外と「フロンクス」と価格がオーバーラップしているモデルだ。写真は2022年7月登場の「Z“アドベンチャー”」。
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16/19「フロンクス」と同じインド生産の「ホンダWR-V」。広々とした車内空間や荷室が自慢の、実用的なモデルだ。
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17/19「フロンクス」のセンターコンソールに備わるシフトセレクター。トランスミッションにCVTを採用するライバルに対し、フロンクスは6段ATを用いている。
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18/19「フロンクス」が、ちょっと前の“欧州スズキ車”を思わせる骨太な走りの持ち主だったのは、プロトタイプ試乗記でリポートしたとおり。発表会でも、チーフエンジニアの森田祐司氏がことあるごとに「運転の楽しさ」をアピールしていた。これはぜひとも、早く公道をドライブしてみたい。
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19/19(写真:向後一宏)

工藤 貴宏
物心ついた頃からクルマ好きとなり、小学生の頃には自動車雑誌を読み始め、大学在学中に自動車雑誌編集部でアルバイトを開始。その後、バイト先の編集部に就職したのち編集プロダクションを経て、気が付けばフリーランスの自動車ライターに。別の言い方をすればプロのクルマ好きってとこでしょうか。現在の所有車両は「スズキ・ソリオ」「マツダCX-60」、そして「ホンダS660」。実用車からスポーツカーまで幅広く大好きです。
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